私の幼馴染 (ページ13)

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お風呂を済ませベタベタの髪のまま携帯を触っていると
CY【今日はありがとう！
セフンくん大丈夫だった？】
というチャニョルくんからのメッセージが届いた。

［こちらこそありがとうございました！
セフンの件はごめんなさい…］

そう急いで返すと、少しして
【ううん！俺こそごめんね…
半ば無理矢理連絡先交換させちゃったかな…】
という返信がきた。

チャニョルくんは何も悪くないのに…
［ううん！嬉しかった］
と打ち掛けた時に、セフンからの着信を知らせる画面へと切り替わった。

私は急いで電話に出ると電話の向こうのセフンの声は少し眠たそうで、
SE「もうお風呂入った？」と、ゆったりとした口調で言った。

『うん、セフンも？』
SE「うん。前Aにもらった入浴剤使ってみた」
『あ！私のお気に入りのやつだ！』

そう嬉しそうに答えると、そーそー！ちょーよかったー！
なんて機嫌の良さそうなセフンにクスッと笑みが溢れた。

SE「何笑ってんのー」
『ごめんごめん』
と、またしても笑いながら答える私に
笑うなよーなんてとぼけた言い方をする。

実は私はこのセフンの喋り方が一番好き。

『セフンは可愛いね』
私がそう言うと
SE「俺を可愛いって言うの多分Aだけだな」
なんて言いながらセフンも笑っていた。