【プリパラ】 天才少女のアイドル事情 【夢主】

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｢ハレ……｣
｢…………｣

ハレは下を向いてしゃがんでいた。
少し近づいて話しかける。

｢プリチケの配達員だったの?｣

微かに首を縦に振った。

｢私のこと、毎日見ててくれたの?｣

また振った。

｢なんで、プリチケをくれなかったのか、教えてくれる?｣

ハレは少し間を置いて話し始めた。






今日もいい天気だなー。
こんな日は、たっくさんの子に配りたいよねー。

｢〜♪｣

ん?

｢ラ〜♪ア〜♪｣

おっ!
今日もいっぱい練習してる!!
この子にもそろそろ渡しちゃおっかなー。

｢ふう、今日はこのくらいにしてっと。｣

うぬぬぬぬ?
なんでパソコン開いた?
よく見えないなあ……
近づいちゃおっと。
えーっと、プリパラを現実で展開する、方法……?!
うええええ???!!!
この子、現実世界にプリパラを作ろうとしているの??!!!
だ、だめだめだめ!!!
しかも、あとちょっとで完成しちゃうじゃん!!!
そんなことしちゃったら女神がなんて言うか…………
あわわわわわわわわわわ…………
この子にはプリチケ渡しちゃいけないな……
絶対完成しちゃうじゃんかあ…
ごめんね!!!!

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