普通の恋愛 (ページ8)

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私を思いっきり抱きしめて

TY「ありがとう。ヌナ大好きだよ。」
と言ったそして

TY「確かに、ヌナに寂しい思いをさせちゃうかもしれない。その時は振っていいから。でも俺からは絶対離れない。」
と言ってまた私を抱きしめた。

「ありがとう。よろしくね」

そう私がいうとすごく嬉しそうに笑って
TY「あ、テヨンくんじゃなくてテヨンって呼んでね？笑笑」

「え。う、うん。わかった笑」

TY「うん！ヌナ帰ろっか！」

テヨンに家まで送ってもらいスヨンに連絡した
【テヨンと付き合うことになりました】

SY【え！！ほんとに！？】
すぐに返信が返ってきた

【うん！いろいろありがとうね。私ちゃんと頑張るから】

SY【うん。応援してる。次は1人で抱え込む前に話してよ？笑】

【うん、ありがとう。】

こうしてテヨンと付き合って何日か経ち、SMTのライブ当日になった。
SY「おはよ！」

「おはよー」

SY「あんたまた脚出してるじゃん」

「暑いんだもん笑」

SY「じゃ、なんで上はトレーナーなの笑」

「半袖のトレーナーね！可愛いでしょ」

SY「そうだね笑」

「行こ！」

関係者と書かれたものをスタッフに渡して中に入った。そこにはたくさんの扉がありそれぞれアーティストの名前が書いてあった。
BOA 東方神起少女時代 superjunior fx shinee redvelvet 練習生 EXO ボランティア

EXOの文字を見ると心が痛むのがわかった。
それを察してくれたスヨンは私の手を引っ張ってボランティアと書かれた扉を開けた。

SY「いい？A？あんたにはもうテヨンっていうスーパーイケメンの彼氏がいるの笑もしかしたらあの人に会うかもしれない。でももう他人なんだからね？」

他人か…そうだよ。もう他人なんだよね。

「うん。わかってる。」

するとソンジェさんがきて私とスヨンは飲み物を渡す係になった。
そして、SMTのみんなに挨拶をしにいくことになった。
会議室に行くとたくさんのアーティストとがいて練習生の中にテヨンもいた。

スヨンが挨拶を終えて私の番になった。

「今回ボランティアスタッフをさせていただきますAです。みなさんのライブがトラブルなくできるように全力でサポートします。宜しくお願いします。」
お辞儀をして顔を上げるとギョンスと目があった。チェンさんに喋りかけられているのに私から目線をはずさない。

「どうして？どうして見るの？」
我慢できなくなって涙が一粒足元に落ちた。
するとスヨンが私を引っ張って会議室から出してくれた。