普通の恋愛 (ページ6)

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お昼までカフェでバイトをしてそのまま大学に向かった。

SY「お！A！」

「びっくりした笑おはよー」

SY「先に食堂行く？」

「うん！そうしよー」
食堂に向かい私はきつねうどん、スヨンはランチセットを頼んで席に着いた。

SY「で、話って？」

「あのね、聞いてるかもしれないけどテヨンくん来週から事務所に所属するんだって。」

SY「え！そうなの？じゃ、簡単に会えなくなるね。距離も遠いし…」

「そうだね。それと…」

SY「ん？」
唐揚げを頬張りながら首をかしげるスヨン

「テヨンくんに告白された」

SY「！！！！！！」
唐揚げを入れすぎてるせいで喋れないスヨンは大きな目をさらに見開いて、唐揚げを飲み込んだ。

「大丈夫？笑水飲む？」

SY「大丈夫。え。ほんとに？」

「うん。どうしよかなって。」

SY「あんた、テヨンくんの事どう思ってんの？」

「うーん、正直ギョンスの事があって以来人を好きになる気持ちがわかんなくて」

SY「そっか。そうだよね、でもまた一歩に踏み出すチャンスだよ？」

「うん。でもそんな好きかどうかわかんないのにチャンスだからってテヨンくんと付き合えないよ」

SY「付き合ってから好きになればいいよ」

「でも、テヨンくんは練習生になるんだよ？アイドルと付き合うのがどんなにしんどいか。相手もどんなに辛いかわかるもん。私には」

SY「それはそうだけどテヨンくんが彼とおんなじとは限らないでしょ？」

「うん。」

SY「とりあえず、付き合ってみたら？」

「うん。わかった。」

SY「うん！あ！！！！それとね…」
ニヤニヤしながらそう言うと

SY「これ、見て。」
と差し出された紙を見ると。

「SMTスタッフボランティア合格通知？」
「え！！！！？当選したの？」

SY「うん笑私もAも！笑」

「え。いつなの？ライブは」

SY「1週間後！明日、説明会みたいなのがあるから行かないと…」

「はぁ。ギョンスに会ったらどうしよ。」

SY「会わないよ笑だって一般人のボランティアなんかに会わせないでしょ笑」

「それもそうだよね笑」

スヨン！！！！！遠くからスヨンを呼ぶ声が聞こえた。
SY「あ！やば。今日サークル指導だった！」

「あ、そなの？笑いってらしっしゃい」

SY「ごめんね！また後で！」

「うん！バイバイー」

ピロリン

「ん？誰だろ…」

TY【ヌナ！あのね俺、】
その文面を見た時とんでもなく嫌な予感がした。