普通の恋愛 (ページ3)

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びっくりして、
どうしてもギョンスの事が頭の中に出て来て
テヨンくんの話が入ってこなかった。

AY「テヨン！！！！」
大きな声でお店に入って来たのはテヨンくんと同じ高校のアヨンちゃん。
小学校からの幼なじみなの！って初めて会った時に教えてくれた。

SY「アヨン～どしたの？」

AY「テヨンが連絡してくれないから…」
どうやら連絡がつかずここにいると思って来たみたい。

TY「もう！なんだよー」

AY「なんで返信してくれないの？」

TY「お前と付き合ってるわけじゃないんだから別にいいだろ。」
アヨンちゃんはテヨンくんの事が大好きで、
それでも一方通行のよう笑笑

「若いっていいな～」

TY「何言ってんの？３つしか変わんないよ」

SY「その３つが大きいのよ笑笑」

AY「あ！やば！塾行かないと！」

TY「早く行ってこいよ。馬鹿は勉強しとけ」

バカー！といいながらアヨンちゃんは塾に向かった笑

あっという間にお昼になり、私とスヨンは大学があるのでお店を後にしようとした

TY「ヌナ！」

「ん？どしたの？」
テヨンくんに声をかけられた。

TY「ヌナこれ、僕の家督ID！」
下を向いて紙を差し出してきた。

「ん？あ、追加したらいい？」

TY「うん！」

「わかった～追加しとくね！」

TY「ありがと！行ってらっしゃい！」

「うん！行ってきます。」
紙をポケットに入れてると、スヨンが自転車をとってきた。

「一回私、家に帰るね」

SY「あ、ほんと？私もついていっていい？」

「うん。もちろん」

家に入って、スヨンに紅茶を入れてノートパソコンを開いた。
このノートパソコンはギョンスが大学祝いに買ってくれたもので、中々触らずにいた。

SY「A？大丈夫？」
スヨンがゆっくりそう聞いた。

「大丈夫。いつまでも使わないと勿体無いしレポートも書かないから笑」

SY「そっか笑それもそうだね笑」

ノートパソコンを開くと、そこに何か紙のようなものが挟まっていた。
その紙には
私の誕生日、ギョンスの誕生日そして、2人の記念日らしき数字か書いてあった。
そして画面には見たことのないファイルが表示されていた。
鍵がかかってありさっき見つけた紙の数字を入れるとファイルが開いた。
クリックしようとすると、

SY「A？この紙捨ててもいいの？」
スヨンが持っていたのはテヨンくんの家督のIDだった。
「あ！わすれてた笑ありがとう。」
そのままノートパソコンを閉じて、テヨンくんの家督のIDを登録した。

ファイルはまた見よう。