普通の恋愛 (ページ13)

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redvelvetの着替えを準備して、反対側の舞台裏に全速力で移動してshineeの脱いだ衣装をスタッフさんに持って行ってEXOの衣装を持って来て…ここまではよかったのに。

SF「えっと、Aちゃん？ごめんなんだけど私fxの衣装を持ってくるからEXOの早着替え手伝ってもらえるーー？」

「え！？私が衣装持って来ますよ！」

SF「いいのいいの！よろしくね！」

するとすぐにEXOのメンバーがステージから降りて来て早着替えが始まった。
最初にチャニョルさんの着替えを手伝ってると
背が高くて思う通りに動かせなくて、背の高いスヨンに手伝ってもらった。

次のシウミンさんの早着替えはすぐ終わって他のメンバーは手際がいいスヨンがやってくれた
みたい…

と思ってたがまさかのギョンスが着替えてなくて目を合わせずにジャケットとシャツを脱いでるギョンスに近づきシャツを羽織らせてボタンを留めてると手が震えて留めれなかった。するとギョンスが自分でボタンを留め始めたから
「すいません。」と謝った。ギョンスは何も言わずにステージにまた戻って行った。

他のメンバーよりも遅れてステージに上がったギョンスにすごく大きな歓声が上がた。
改めて、ギョンスが遠い存在であることを実感した。

SY「大丈夫だった？」

「うん！全然大丈夫笑」

思ってたよりも普通に接することができ、前みたいに泣きそうになることもなかった。

そして今SMFのアーティストがステージに上がり手を振っている。

私とスヨンは舞台裏にあるモニターでその様子を見ていた。

するとギョンスがカメラ越しに愛してると口パクで言った。
その瞬間会場が少し揺れるくらいの歓声があがった。自分が言われてるわけじゃないのに懐かしくてずっとこうやって言って欲しかったから気がつけばまた泣いていた。

スヨンが私の肩をそっと抱いてくれた。
こうして無事に2日目が終わりテヨンとスヨンとユギョムさんが待っている車に向かった。

SY「お待たせー」

YM「すごい汗かいてるね」

SY「暑かったもん。」

YM「お疲れ様。」

これを聞いてたテヨンが
「お疲れ様！」と言いながらユギョムさんとスヨンがいる前でほっぺたにキスをしてきた。

YM「ラブラブだね笑笑」

SY「A顔赤くなってる笑」

「恥ずかしいからやめてよ！」

テヨンはテヨンのお母さんが家に来るらしく自分の家に帰った。

1人で帰宅して、テヨンがいない寂しさを紛らわすためにテレビをつけると、ギョンスの熱愛報道が流れていた。