【募集企画】私立梟谷学園高校の女子バレー部も強豪らしいです。【ハイキュー】小説

22話「部活」【剛大和太陽】 ページ23

何これ怖い。

いきなりレギュラー渡さない宣言されるし

いろんな所で騒いでる

…何かもうやってける気がしない

あの…月丘先輩？

いろんな１年をかわいいって言ってる

…でも私達(紀葉と私)は言われてない気がする

…もうなんかだんだん元気無くなってきたわ


「紀ちゃん…もう帰りたい…」

「え！？何で！速くない？」

「…もうやだァ……ｸﾞｽｯ…」

「ちょ、それで今まで何個部活蹴ってきたの！？」

「22個ぉ……」

「よく計算できました。ってそうじゃない！」


いっつもこうだ

私はすぐに部活を辞めてしまう癖がある

バレーは好きだ、大好きだ

でも人付き合いが上手くいかないとやってけない

…これで何回紀ちゃんを巻き込んだんだろ…


…凹んだ時は電話かな…

紀ちゃんも電話してるし…

「あ、クロ！？太陽がまた…」

……飛雄…

「…飛雄？」

【太陽か？どうした？】

「…また部活やめそう…そっちは？」

【…部活な入れてもらえない】

「え、なにそれ…」

【俺の事はいいんだよ！！お前ももう高１だろ？ちゃんとやれよ。バレー部だろ？】

「そうだけどぉ……」

【いいからちゃんとやれよ。トスの仕方教えてやんねーぞ】

「…飛雄の教え方じゃ元からわかんないよ…」

【るせぇ！】

「アハハ…元気でた、ありがとう…」

【…オゥ】


ﾌﾟﾂﾝ


「……紀ちゃん…」

「！？何？太陽」

「ちゃんと部活やる…」

「おおお！！！」

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