【募集企画】私立梟谷学園高校の女子バレー部も強豪らしいです。【ハイキュー】小説

19話 【瀬名 棺】 ページ20

はぁ〜。


今年一年多くない？


だって6人だよ？うん。多い......


皆レギュラー争い的なのしてるっぽいし......


私はベンチメンバーに入れればそれでいいんだけど、皆は違うっぽいな。


まぁ、皆なのかは知らないけど。

確かに去年までは必死こいてやってたけど、ベンチメンバーもいいな〜。

なんて最近思うようになってきた。


ベンチにいると、皆の様子が良くわかるからいい。


緊張してそうな人がいる時は私も緊張するけど、
その分上手くサーブが決まった時の達成感が大きい。


逆に落ち着いてる人がいる時はリラックスしてサーブが出来る。


まぁ、そんなこんなでベンチメンバーもいいな〜。

なんて思えてきたわけで。

まぁ、半分は体力温存が出来るってことなんだけどね。

今年の一年はどんな子がいるんだろ？

練習始まったし、どんなプレーをするのか見ておこ。



「棺〜。一年が可愛すぎて辛いんだけどどうすればいいと思う？」


休憩時間、ひかりが真剣な表情でくるから何事かと思ったら一年のことだった。

いや確かに可愛いけどさ。


「去年までは私達もあんな感じだったんじゃない？
ひかりなんて特に」


「え？私あんなんだった？もしかして褒めてる？」


「うるさいところが似てるよね」


「そこ!？相変わらず棺ってば冷たい!!棺は変わらないね〜」



「変わらなくて悪かったですね〜」



そう言えば男バレは一年どんな感じなんだろ？

後で秋紀先輩に聞いておこー。

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