7番星 ページ10
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目が覚めるとスンチョルの腕の中で。昨日のことを思い出して、恥ずかしくなった。世間のカップル達は凄いなと感心すら覚える。
何時だろうと、ゴソゴソと動いてスマホを取ろうとしたら後ろから抱きしめられた。
SC「はよ。…まだ寝よう？」
『うん』
SC「疲れてない？大丈夫？」
動こうとしたのに気づいて起こしてしまったらしいスンチョルが耳元でそう言うからまた恥ずかしくなって『大丈夫』と言えば、良かったと微笑む。
SC「Aヤ」
『うん』
SC「ずっと大事にするからさ」
寝ぼけているのか否か。少し舌足らずな発音でそう言い出したスンチョルは腕の力を強めて。
SC「俺のそばにいてよ」
離れる気なんてさらさら無いけど、恥ずかしくって返事ができない代わりに頷いてみせる。スンチョルは「こっち向いて」と言って、向かい合わせになるとパッチリとした瞳でこちらを見つめ、愛おしそうな表情を浮かべて頬を撫でる。
SC「明日も明後日も、その先も、ここで俺のこと待ってて？」
『え？』
SC「クマと暮らしたいから、なんてカッコつけてみたけど。Aといっしょにいる時間を増やしたくて一人暮らし始めたから。ここで、一緒に住もう」
メンバー達の言ってた通りだった。良いのかな？いや、悪いわけがない。
SC「俺は、Aと365日一緒にいたいよ」
好きな人からそんなことを言われて、嬉しくない女子がいたら教えてほしい。
『うん。わたしも、スンチョリと一緒にいたい』
SC「決まりだな」
スンチョルはフッと笑って、またわたしを腕に閉じ込める。
SC「もうちょっと寝よう」
『うん』
2人でまた目が覚めた後、実はあの日の電話でわたしからそう言おうとしていた事実を伝えたら、スンチョルは驚いていたけど、それはまだもう少しあとの話。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
