5番星 ページ8
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わたしもシャワーを浴びて、あとは眠るだけなんだけど今日が終わるのが嫌で眠るのが勿体無い気がして。わたしの膝の上で眠るクマを撫でていれば「シーツ、変えたから。Aは、ベッド使って」と寝室からスンチョルが戻ってきた。
『え！？』
SC「え？」
『ううん。…うん、なんでもない。分かった。ありがとう』
てっきりいっしょに眠るもんだと思っていたから、変に反応してしまった。恥ずかしい。自意識過剰だったな、反省反省。
SC「クマヤ〜、オンニも寝るってさ。ほら、おいで」
スンチョルのその一言で自分のお部屋に戻るクマは賢い。クマに『おやすみ』と告げて、スンチョルにも『おやすみなさい』と言えば、スンチョルは微笑んで頭をひとつ撫でた。
SC「うん。おやすみ」
後ろ髪を引かれながらも寝室に向かって、ベッドへ寝転がる。ベッドの中はスンチョルの香りで溢れていて、同じ部屋にいるのに、別の空間にいることが寂しくもなった。布団に包まると余計にそう感じて、まだ眠ってはいないであろうスンチョルのいるリビングを覗く。
『スンチョラ』
SC「ん？何かあった？」
ソファーにブランケットを準備しているスンチョルに声を掛ければ、手を止めてこちらを見る。
『……いっしょに寝よ？』
スンチョルは驚いた表情を見せたあと、「いいのか？いや…」とひとりでぶつぶつと何かを呟いて。フッと息を吐いて、こちらに歩いてきた。
SC「Aヤ」
『はい』
SC「………ここを超えたら、多分俺は我慢できないけれど。それでもいい？…引き返すなら、今だけだよ」
寝室の前に立つスンチョルのその言葉に、ドキッとした。どうするのが正解か、息を飲むこむ。こういう時は自分の気持ちに沿うのが良いのだと、前にメンバーに言われたっけ。
自分の気持ちに正直に、スンチョルのTシャツの端を握れば抱きしめられてそのまま寝室の扉は閉まった。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
