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(SC side)
ついいつもの癖でシャワーを浴びにいって、そのまま上の服を持たずに行ってしまった。別に見られても困ることは無いんだけど。いや、でもAは俺が初めての彼氏で、大事に、大切にしないといけないし。ドライヤーのスイッチをオンにしながら、フッと息を吐いた。
簡単に乾かして、リビングに戻れば『出来たよ〜』というA。暑かったからなのか、髪をまとめ上げていて思わず息を呑んだ。
『スンチョラ…？』
SC「ううん、なんでもない！食べよう！美味そう！」
スマホを取り出して、ご飯達を写真に収める。気付かれないように、Aも含めて。デビューティザーが出た時から思っていたけど、今はそれ以上に綺麗で可愛くて、本当に俺と付き合ってくれているのが奇跡だなと思う。
『美味しかったら、いいな』
SC「絶対美味しいでしょ。いただきます」
準備されたご飯はどれも美味しくて、なにより実家の味に近いのも嬉しくなった。Aも最初こそは心配そうにこちらを見ていたけれど、俺の箸が進むにつれて嬉しそうだった。
SC「ご馳走様でした」
美味しすぎてあっという間に食べ終わり、片付けは俺の仕事。座って待っていて、と言ったけどAは洗い物をする俺の隣で嬉しそうに立っていた。
SC「座っててもいいよ？」
『ううん。ここに居たい』
SC「そ、っか」
本当に可愛い。可愛すぎるだろ、なんだそれ。普段まとめ役のリーダーで、お姉さんで、落ち着いているように世間からは見られがちだけど、今のAは子どものように愛嬌があって、可愛くて。両手が塞がっていて良かった。両手が開いていたなら押し倒していたかもしれない。
また足元に擦り寄るクマを今度はAが抱きしめて、『クマも楽しいね〜』なんて。心なしかクマも俺に抱きしめられている時よりも嬉しそうだし。
今までお家デートと呼ばれることは何回もしてきたし(というか、家デートしかできないというのが正解かもしれないが)、それでもこんな夜遅くにAがこの家にいるのは初めてで。スケジュールの関係で泊まっていくことだってなかったし。
ああ、俺今日大丈夫かな。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
