28番星 ページ44
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スンチョルの居ないベッドで寝ることだって何度かあった。でもいつもより広く感じた。夜通し色々考えて、涙も止まらなくて、それのせいで朝の顔は最悪だった。でも今日はカムバに向けて朝から練習だから。休むわけにはいかない。簡単にホットタオルを作った。少しでもこの浮腫が減ることを期待して。
AM「オンニ…、なんで今日そんな顔が…」
MN「アミナ…！空気読みなさい」
AM「痛っ！結構本気で殴ったよね、今！？」
浮腫は多少減ったけど、それでも顔が酷いことには変わりなくて。心配そうなみんなに『大丈夫』だと伝えれば、リマはわたしの頭を撫でた。
LM「オンニ、無理しないでよ」
『うん。無理はしてないよ。大丈夫。今日も頑張ろう』
LM「無理そうだと思ったらわたし達、止めるからね」
『ふふっ、リマは頼りになるね』
LM「でもうちのリーダーはAオンニなんだからね」
『名ばかりのリーダー、頑張ります』
そう言えばみんな笑って、練習室の雰囲気が変わる。今は何も考えず、カムバの為に頑張るしかない。
*
練習を終えて、スマホを開くとメッセージが入っていた。
スンチョル終わったら連絡ください
スンチョル迎えに行きます
ドキッと胸が高鳴る。この書き方は事務所まで迎えにくるということだろうか。きっとそうだろう。
一方的に感情をぶつけて、スンチョルは悪くないのに悪者のようにしてしまった。謝らなきゃ、ちゃんと。フッと息を吐いて、マネージャーオッパに今日は送りが要らないことを伝えれば、少し安心したように頷いて微笑んでいた。
*
(SC side)
A今終わったよ
A迎えに来てくれると嬉しいです
断られるかもしれない一か八かで送ったメッセージはそう返ってきて、少し安心した。
SC「じゃあ、俺帰る。ありがとうな」
JH「はいはい、行ってらっしゃい」
SG「ちゃんと仲直りしてね」
もし断られた時のことを考えると1人でいるのが怖くて、結局最後までここでお世話になっていた。そんな2人にお礼を告げて、Aの待つ事務所まで車を走らせた。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
