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(SC side)
出来上がった写真データは自分で言うのもなんだけど、かなり綺麗だと思う。確かに映えるよな。けど、これをAに送るのはどうなのか。いや、別に悪いことをしているわけではないんだけど。
「お疲れ様でした」
SC「ありがとうございました」
「良い写真を撮ることができてよかったです」
SC「僕もです。完成が楽しみですね」
「貴方や、貴方のグループともまたお仕事をしたくなりました」
SC「ありがとうございます」
この次にはきっと連絡先を、なんて言われるのは目に見えて分かっていたから早々と「また事務所に連絡をくだされば、SEVENTEENはいつでも歓迎します」そう言えば、彼女は小さく笑った。
「早く帰りたい理由も、ありそうですね」
SC「はい。大事な人が待っているので」
頷き微笑みながら「それは大事なことですね」と続けて言う。またお礼を伝えて、スタッフさん達への挨拶もそこそこに帰路へと急いだ。
*
次のカムバに向けて、みんなで作詞した曲を入れようという話になった。事務所で打ち合わせを終えて、家に帰ってクマを膝に抱えながら頭を悩ませる。少なくとも1人ずつワンフレーズは書くようにと言われて、どうしようかと悩んでいれば玄関の鍵がロックされる音がして一目散にクマが走り出す。
それを追いかければ、扉が開いて顔を覗かせたスンチョル。
SC「ただいま」
『お帰りなさい。もうこんな時間だったんだね。ご飯準備しようと思ってたのに、できなくて』
SC「いいよ、全然。食べに行ってもいいし」
『簡単なのでよかったらすぐ作るけど』
SC「じゃあ、お願いしようかな。Aのご飯食べたい」
『うん。準備しちゃうね。待っててね』
リビングで、広げていたそれを見つけたスンチョルは「これ何？」と聞く。
『うーん、今度ね、カムバするときにわたし達で曲を作ろうって話が出てて。それでね。…まぁ、初手から行き詰まってるんだけど』
SC「そうなんだ。うちのジフニ召喚させるか？」
『アハハ！それはウジに悪いよ。…スンチョリは？今日のスケジュールどうだった？』
SC「あー、うん。楽しかったよ」
どこか曖昧に返すスンチョルのその返事に不思議に思いつつも「シャワー浴びてくる」と行ってしまったから、それ以上は気にも止めず、スンチョルがシャワーを浴びるまでにご飯が少しでも出来上がるように手を進めた。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
