19番星 ページ27
*
(SC side)
2人でクマの散歩を終えて、そのままスケジュールに向かった。Aは事務所での練習があるだけだから、と言っていて、俺は先に出た。マネージャーヒョンが運転する車に乗り込んで、メンバーたちの待つ場所まで向かう。
SC「アンニョン」
JH「おー、来たな、クプスヤ」
SC「え、なんだよ」
JS「いろいろ大変だったみたいじゃん？」
SC「聞いた…？」
JH「聞いた、聞いた。…もう言っちゃえば？」
SC「出来るなら、俺もそうしたいよ」
そんな言葉に困った表情を浮かべてしまった。2人も同じような表情をして見せる。
SC「それに、俺だけの問題じゃないし」
JH「うん？珍しい。そんなこと考えんだ」
SC「俺だけの話ならいいよ、でもさ。これはSEVENTEENも、だけど、向こうのステラも巻き込むことになる。俺らもSEVENTEENも7周年を迎えて、今が大事な時期なのは分かってるし」
JS「そうだね」
本音だった。俺たちもステラも大事な時期だから。それがダメなわけでは無いけれど、よく思わない人は沢山いる。俺たちはアイドルだから。そんな雰囲気を変えるように、ジョンハンはこちらを見て微笑んだ。
JH「あーあ、俺もAに会いたいな〜」
SC「…………絶対会わせない」
JS「えー？僕も会いたいのに」
SC「2人だけは無理、絶対に」
楽屋に着くや否や、隣にやってきたジョンハンとジョシュア。俺の肩を抱くように手を回してきた2人がそんな話をするし、大変だったんだな、と言うから最初こそは労わってくれているのかと思っていたけれど、顔を見る限りこれは絶対的に面白がっている。
JH「えぇ？そんなことは言わずに」
JS「そうそう。そんなこと言わないで」
SC「イヤ、絶対にイヤ」
JH「Aは俺たちに会いたいって思ってるかもじゃん？」
SC「…それも絶対に無いから」
態とらしく「俺たち親友だろ？」なんて言いながら、俺の肩を揺らす。それでも嫌だと断り続ける俺を見て2人は笑い出した。
SG「あ、じゃあさ？」
JH「お、スングァナ。なになに？」
SC「ちょっと待て、スングァナ。言っちゃいけないこと言ったら、怒るからな」
SG「え…」
JS「大丈夫だよ、スングァナ。ヒョンが守ってあげる」
SC「どうする？スングァニはどっちを選ぶ？」
SG「ヒョンってば…」
会話に入ってきたスングァンが何かを言いたがっていて、半ば脅すようにそう言えば眉を下げて泣き真似をした。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
