15番星 ページ21
*
サノクを終えて、そのまま別のスケジュール。マネージャーから渡された資料に目をやれば、とんでもない文字が見えて『ウソ！！？』と叫べば隣にいたミヨンが耳を慌てて塞ぐ。
MY「オンニ…車の中だからね、今！」
『ごめんなさい』
MY「何かあった？」
『これ、知ってた…？』
出演者の欄を指差せば、ニヤニヤと笑うからあ、これは知っていたやつだな。
『もしかしてわたしだけ内緒にされてた？』
MY「うん。そうだね」
『マネージャーオッパもグルだ…！』
「そうだねぇ」
オッパも運転席でニコニコと笑う。
今日の出演者の欄に書かれたメンバーの名前、こないだ話していてリュウクがいるのは知っていたんだけど【Stella:コ・A、ソン・ミヨン】とわたし達の名前の横に並ぶ【SEVENTEEN:エスクプス、スングァン】の文字。
『スンチョリも一緒だなんて…』
MY「クプスオッパは何も言ってなかったの？」
『うん、もしかしてスンチョリも知らないのかも』
MY「あー、セボンイのマネージャーオッパもそういうの好きそうだしね」
ケラケラと笑うミヨンを横に、わたしは少し心配だった。
*
(SC side)
SG「ヒョン、もしかして知らないの？」
スケジュールを共にするスングァンにゲストの話を聞けば、そう言われる。「知らないけど」そう返せば、スングァンは何故か少し嬉しそうに笑った。
SC「スングァナ。教えろよ」
SG「ヒョンってば、台本貰えたら分かるじゃん」
SC「俺拗ねるぞ」
SG「もうわりと拗ねてるよ…」
俺がそんなことを言ったもんだから、慌てたのかマネージャーヒョンは「エスクプスさん、そろそろネタバラシしましょうか」と台本を渡してきた。
SC「………えぇ！？」
SG「アハハ！後でみんなに送ろ〜」
SC「何撮ってんだよ〜」
カメラを向けるスングァンを軽く睨んでおいて、もう一度目を通す。間違いなくAの名前があって、胸が高鳴った。嬉しくないわけがなくて、いつもなら早く退勤したいに越したこと無いのに今日ぐらいは長く収録をしても良いんじゃないかな、とか。そんな期待も破られてしまったのは、Aの名前の前に記載されたリュウクの名前を見つけたからだった。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
