14番星 ページ20
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(SC side)
カムバ期間中がどれだけ大変でしんどいものであるか、同じアイドルである俺が1番よく分かっていたはずなのに、変な嫉妬心で昨日の夜は無理をさせてしまったのではないか。
4時頃にモゾモゾと起き出して、髪色が色落ちしかけてきたから朝美容院に行ってそのままサノクだと言っていて、もう出掛けてしまった。はぁ、ダメだな。5つほども下の子達に嫉妬なんて。いや、それほどにAのことが好きで仕方ないってことなんだけど。
世間に付き合っていることを知らしめることが出来れば俺の苦悩も少しは減るのかな、なんて思いながらため息を吐いた。事務所も俺たちが付き合っていることは知っているし、それを認めてくれてはいるものの、世間にそれを伝えるのは今ではない、と俺もAも、そして事務所もそう思っているのだ。再契約を迎えた7年目のアイドル達の今が大事であることは大前提としてある。
それに、みんながみんな祝福してくれるか、なんて分からないし。
「エスクプスさん、起きてますか？」
SC「うん。起きてます。スケジュールですね、準備します」
「…Aさんと付き合いだしてから、エスクプスさんの寝起きが良くて嬉しいです」
SC「え、そんな違います？」
「ハハッ、はい」
SC「そんな、正直に言わなくても」
「アハハ！いやいや、でも嬉しいんでね。僕は」
SC「みんながみんな、ヒョンみたいだったら嬉しいのに…」
「え？」
SC「いや、こっちの話です」
「あ、そうだ。エスクプスさん、今日の他のゲストの皆さん。共演できて嬉しいと思います」
SC「なんでですか？」
「それは台本をもらってからのお楽しみですね」
そう言うマネージャーは嬉しそうなのに、その先を教えてくれないからひとり、少し不安げに車へと乗り込んだ。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
