12番星 ページ17
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あっという間に季節は流れて、わたし達のカムバ期間はやってくる。ピンク色の髪は好評で、ファンの人からの声も熱く、また公開されたティーザーでもわたしがセンターでキーリングパートであることを知った特にわたしを贔屓してくれているファンの人たちは泣いて喜んでくれている人もいて、凄く嬉しかった。
「アニョハセヨ！今日はよろしくお願いします！」
収録前、楽屋の挨拶に現れたのは少し前に挨拶をしたリュウクだった。今日のカムバ初日の音楽番組はリュウクを始めとする、若いアイドル達が司会を務める番組だ。
『久しぶりですね。元気でしたか？』
「はい！Aヌナ…、あ、すみません」
『フフッ、ヌナでいいですよ』
「ありがとうございます！嬉しいです！じゃあ、僕もリュウギって呼んでください」
人懐っこい性格はアイドルとしてウケるんだろうな、とか思いつつ、心の底から嬉しそうなその表情にこちらの頬まで緩む。
『あ、そうだ。リュウギに渡したいものがあって』
「なんですか？」
『今回のアルバム。よかったら貰ってください』
「わぁ…！いいんですか！？しかもサインまで…！！家宝にします！ヌナ、これ持って一緒に写真を撮ってもいいですか？」
『もちろん』
リュウクはポケットからスマホを取り出して、こちらに向ける。少し近くなった距離で2人で自撮りを撮った。
「ヌナ、これをSNSにアップしてもいいですか？」
『うん、いいですよ』
「ありがとうございます！あ、そろそろ行かないと。じゃあ、また後で！」
深々とお辞儀をしてリュウクは両手で大切そうにわたし達のアルバムを抱いて、楽屋を後にする。
LM「オンニってば、相当気に入られてるじゃん」
『憧れだって言ってくれたしね。ありがたいことに』
LM「クプスオッパが知ったら荒れそ〜」
『え？なんで？』
LM「そういうところがね…」
AM「わたしは逆に大人の余裕見せると思うなぁ」
LM「あー、それもありそう！」
『なんの話？』
そんなわたしに呆れたように2人は大きくため息を吐いた。
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yz_dk_(プロフ) - にこさん» にこ様 コメントありがとうございます。気付いていない誤字でした。教えて頂きありがとうございます。編集させていただいております。 (8月15日 7時) (
レス) id: 20f64ffb2b (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - わざとだったら申し訳ないのですが、モネクにミニョンはいません…ミニョクです🥺 (8月15日 1時) (レス) @page3 id: d0206497b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚紀
| 作成日時：2023年8月14日 18時
