-Birthday? 02 ページ2
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『すみません！』
『……つまりスニョンの話を聞き間違えて、俺の誕生日だと思ってあんな事言ったから、誕生日じゃないなら取り消す……って事？』
『はい！ 忘れてください！ すみません！』
『やだ』
『……え』
『やだ。 ……だってAが家に来たいって言ったんだよ、忘れるだなんて出来るわけないでしょ』
『……そこをなんとか』
『やーだ。 俺の誕生日来週でいいから、うちで祝って？ ……ね？』
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「わぁ〜先輩すげぇわ〜」
「……感心してる場合じゃないんだけど」
「何で？ いいじゃん、来週祝ってきなよ」
「何を祝うの？」
「先輩の誕生日」
「誕生日じゃないって言ってるじゃん」
「なら付き合い始めた記念とか初デート記念とか……てかもう、そんなん何でもいいんだよ。 どうせ先輩は姉ちゃんと居たいだけだから、なんの祝いだろうと関係ないよ」
「……なんかスニョンの言う事が理解出来ないんだけど理解出来るんだよね。 意味分かんない事言ってるのに、いざスンチョルさんに会うと本当にスニョンの言う通りで納得しちゃうんだよね。 変に説得力あるの」
「まぁ先輩とは長いし何でも知ってるよ。 ……プレゼント買いに行こ」
「冗談言ってる？」
「本気」
「嘘でしょ？」
「嘘じゃないけど」
「……私、来週スンチョルさんの家に行くんだ……」
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ただ聞き間違えて勘違いしただけなのに、手には彼へのプレゼントとケーキ、パンを作る為の材料。
「……何でこうなる？」
「いいよ姉ちゃん、あとは姉ちゃんの服買いに行こ」
「あんたそろそろいい加減にしないと本当に怒るよ」
「……分かったよ、もう何も言わないから」
「本当にもう……」
「俺が勝手に買っとくから安心して」
「いい加減にしな？」
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「何でこんなに丈短いの……」
"行ってらっしゃい！" と元気よく私を送り出したスニョン。
そんなスニョンが、"これ着て" と渡してきた服はなんとも丈が短くて露出が多い。
「我が弟ながら思考が短絡的過ぎないか……」
慣れないヒールもスニョンが選んだもの。
……いつも通りのスニーカーでいいのに。
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「やっと着いた……」
恥ずかしいやら歩きにくいやら色んな感情が湧き上がりつつ、ようやく彼のマンションが見えた。
「……あれ？ ……スンチョルさん……？」
マンションの入り口で行ったり来たりする彼が見えた。
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ラッキーカラー
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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MIE(プロフ) - ももこさん» コメントありがとうございます！ 別作品が完結次第ですが新しくすんちょる視点を書こうと考えてますので、その理由はそちらで書こうと思っております🙇♀️なのでもう少しお待ち頂けたら幸いです🍒 (6月7日 3時) (
レス) @page18 id: 3e10d8c607 (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - すんちょるが何故主人公のこと好きになったのか気になります！ (6月1日 19時) (レス) @page18 id: 7eba4932cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIE | 作成日時：2023年3月31日 23時
