-Birthday? 01 ページ1
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「やっぱ姉ちゃんすげぇわ、やるじゃん」
「何であんな事言ったのか自分が分からない」
「そう？ なんなら泊まってくればいいじゃん」
「……あんた他人事だと思って」
「だって他人事じゃん。 ……まぁその方が先輩も嬉しいだろうし？ どうせ休みだし丁度いいじゃん？」
「……そもそもスニョンが "来週先輩の誕生日だよ" なんて言うのが悪いんじゃん。 ……それを他人事だと思って楽しんでるし……」
「いやそれは俺のせいじゃないよ、早とちりした姉ちゃんが悪い」
「……あぁーどうしよ……」
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『……あの、スンチョルさん』
『うん？』
『……その、来週のお休みの日……何か予定ありますか……？』
『来週？ んー、特にないけど……どうしたの、まさかデート？うわぁどうしよ、Aから誘ってくれるなんて……』
『あ、いやっ……違くて』
『……違う？ デートじゃないの？ ……じゃあ何』
『そ、の……スンチョルさんの誕生日を、お家で、祝いたいな、って……思って……』
『え？』
『だから、その……次のお休みの日、お家行っても……いいですか……？』
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『……先輩がほしいもの？ 何でそんな事知りたいの？』
『だって誕生日なんでしょ？ プレゼント何がいいかなって』
『誕生日？』
『うん』
『……誰の？』
『誰のって……スンチョルさんの』
『……先輩、八月生まれだけど』
『……え？』
『八月八日』
『……え？ え？ だってスニョン一昨日リビングで "来週先輩の誕生日だ" って言ってたじゃん』
『一昨日？ ……あぁ！ あれか、"来週先輩の家に誕生日のやつ持ってく" って言ったんだよ』
『……誕生日のやつ、持っていく……？』
『うん。 ほら先輩と共通の友達の、レストランのオーナーいたでしょ。 あいつが来月誕生日だからプレゼント決めるのに候補書いたメモ持ってくって言ったんだよ』
『……候補の、メモ……？』
『うん。 ……あの日の姉ちゃんめっちゃ上の空だったじゃん。 何話しても必ず聞き返してたし、聞き間違えたんでしょきっと』
『…………嘘でしょ』
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「はぁ……どうしよ……」
「そんなに悩むなら先輩に勘違いしてたって言えばいいじゃん」
「言ったよ」
「なら悩む事なんて」
「ある。 あるの。 ……悩みしかないの」
「……先輩なんて？」
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MIE(プロフ) - ももこさん» コメントありがとうございます！ 別作品が完結次第ですが新しくすんちょる視点を書こうと考えてますので、その理由はそちらで書こうと思っております🙇♀️なのでもう少しお待ち頂けたら幸いです🍒 (6月7日 3時) (
レス) @page18 id: 3e10d8c607 (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - すんちょるが何故主人公のこと好きになったのか気になります！ (6月1日 19時) (レス) @page18 id: 7eba4932cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIE | 作成日時：2023年3月31日 23時
