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どれくらい時間が経ったかな。
薬を飲んで眠ってから結構時間が経って、ずっと側にいるのも嫌かと思って、私はリビングでいつでも動けるように待機している。
起きたら、まずは熱計らせて貰おう。
少しでも下がってるといいな。
明日は一応休日だから、仕事の心配はしなくても大丈夫。
女の人とのデートとか約束してたらアレだけど、この状況なら仕方ない。
また元気になったら改めて約束してもらうとして、今は治す事に専念してもらいたい。じゃないと、いつまでも嫌いな私にお世話されちゃうんだから。
それにしても、全く起きる気配ないな。
ぐっすり眠れてるならいいんだけど、ちょっと気になる。
冷えピタとかアイスノンの状態も確認したいから、ちょっと覗かせてもらお。
そーっと旦那様の部屋に入る。
おぉ...すやすや眠っていらっしゃる。
失礼します...とそっと近付き、冷えピタとアイスノンを触って確認すると、大分ぬるくなっていて、アイスノンはほぼ溶けていた。
起こすの可哀想かな...と思ったけど、冷えてない物をしていても意味が無いので、とりあえず冷えピタを替えて、新しいアイスノンを持ってきて声をかけた。
『...旦那様。...旦那様。』
ダメだ。全然起きない。
『...旦那様、すみません、アイスノンだけ交換させて下さい。』
小声じゃ起きなかったので、普通に声をかけてみる。
深｢ん...｣
一瞬反応したけど、起きる気配が無い...
どうしようか...
起きないなら、このままそっと交換してみる？
いつまでもここに居れないし、熱を下げる為にもアイスノンは交換したいので、意を決して交換する事にした。
『すみません、勝手に替えちゃいます。』
一応、断りを入れて旦那様の頭に手を添えた。
...まだ熱い...
出来るだけ動かさないように、慎重に頭の下に手を入れてアイスノンを交換する。
よし！あとは静かに頭を乗せれば...
何とか起こさず交換出来た！
じゃあ、もう少ししたらまた様子みに来よう。
そう思って旦那様の側から離れようとすると
パシッ
『え？』
旦那様に手を掴まれた。
驚いて旦那様を見ると、目はかろうじて瞑っているようだけれど、やはり手はしっかり掴まれている。
『旦那様？』
深｢...行かないで｣
『え？』
深｢ここに...いて｣
旦那様に引き止められた。
.
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
