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コンコン...
控えめにノックをして旦那様の寝室に入った。
深｢...｣
寝てる。そりゃそうか。
まずは熱測ろう。
体温計を脇に挟んで暫くすると、ピピッと音が鳴った。
表示を確認すると...
『38.4°C...』
結構高いな...
とりあえず冷えピタ貼って、アイスノン...あったかな...
布団に包まって眠っているから、まだ寒いのかな？
まだ熱上がりそう...
解熱剤もあったかな...
必要な物を確認して足りない物があったから、ちょっと買い物に行ってこようと準備した。
家を出る前に様子を見に行くと、まだ寝ているようだったので、起きた時に飲めるように水と、タオル、着替えをベッド脇のテーブルに置いて家を出た。
30分程で帰宅した。
荷物を置いて、まず旦那様の様子を見に行った。
体勢が変わってたくらいで、まだ寝ている。
近くに寄って見てみると、ちょっと汗をかいて寝苦しそう。
『熱、上がりきったかな...』
タオルで汗を拭きつつ、剥がれてしまった冷えピタを新しいものに替えて部屋を出た。
起きた時、薬を飲ませる前に何か胃に入れて欲しいと思って、お粥を作った。
食べてくれるか分からないけど...
一応、ゼリーとかも買ってきたし、最悪それでもいいか、なんて考えてると、旦那様の部屋の方からガタガタッと音がしたので、覗きに行った。
コンコン...
返事は無かったけど、何かあったら大変だからと思って、そっとドアを開けた。
『っ！旦那様！大丈夫ですか？！』
開けたドアから中を覗いてみると、起きようとしたのかベッドの下で倒れている旦那様がいた。
慌てて駆け寄って、起こそうと旦那様に触れる。
深｢...いいから｣
こんな状態でも、旦那様はいつも通り私を避けようとする。
『...熱、凄いので、せめて下がるまではお世話させて下さい。下がったら、もう出しゃばらないので。お願いします。』
旦那様が私を良く思っていないのは初めから気付いている。
でも、今はそんな事言ってられない。
旦那様にお世話させて下さいとお願いすると、やはりしんどかったのか、渋々だけど了承してくれた。
それから、トイレに付き添って、部屋まで戻った。
汗も凄かったので、汗を拭いて着替えさせて、スポドリを飲ませて...
お粥を薦めたけど食欲が無いからと、ゼリーを少しだけ食べて薬を飲んで、また眠りについた。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
