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私達が結婚してから数ヶ月。
いつも通りの毎日を過ごしていた。
週に何回か散歩に行って、週1回カフェに行き目黒さんとお話する。
後は、家の掃除をしたり、洗濯したり、自分が食べる為の料理をして、お風呂に入って寝る。
変わり映えの無い毎日だな。
きっと世間の主婦さん達には贅沢だと思われてしまうかも。
旦那様のお世話をしたり、子育てをしたり、仕事をしたりしながら家事をこなしているんだもんな。
『私も頑張ろ...』
一体、何を頑張ると言うのか...
分からないけど、勝手に口から出ていた。
その日、いつも旦那様が帰ってくる時間よりも早い時間にインターフォンが鳴った。
ピンポーン♪
ん？誰だろう。旦那様だったら勝手に入ってくるはず...
『...はい。』
モニターで確認してみるも、知らない男性が映ってるだけ。
旦那様の知り合いかも...と思ってとりあえず出てみた。
｢あ！あの！深澤さんの奥様ですか？！俺、部下の向井って言います！あの、深澤さん熱出してしもて...開けてもらえませんか？｣
『え、熱？！わ、分かりました。今開けます！』
まさかの旦那様が熱を出して倒れたらしい...
部下の向井さんという方が、家まで連れて来てくれた。
『すみません、お世話かけてしまって...』
向｢いえいえ！いつも深澤さんにはお世話になってるんで！何か朝から体調悪かったみたいで、一緒に残業してたんすけど、席立った瞬間倒れてしもて...触ったら凄い熱で...｣
『そう、だったんですね...すみません、私気が付かなくて...』
向｢いや！仕方ないですよ！深澤さん、そういうの隠すの上手いんで！あ、でも明日も熱下がらんようやったら、病院連れてった方がええかもしれませんね。｣
『そうですね...そうします。』
向井さんはとても親切で、旦那様をベッドまで運んでくれて、倒れた経緯を話してくれた。
旦那様とは朝の一瞬しか顔を合わせないし、なんなら昨日は帰って来てなかったので、今日の朝は会っていない。
そんな中で、朝から体調悪かったらしいと言われた時の私を見て、きっと向井さんも怪訝に思っただろうな。
咄嗟にフォローしてくれたけど。
一通り説明してくれた向井さんは、｢それじゃ！｣と帰って行った。
『熱か。看病...はした方がいいよね、さすがに。』
意を決して看病することにした。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
