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深｢何だかんだで1、2回くらいしか会った事無いもんね。そりゃ、顔も覚えてないよね。今度、連れてくるよ。仲良くしてやって？｣
うわ...私、勝手に勘違いして...号泣して、辰哉さんの事責めて...めっちゃ恥ずかしい！！！
『...ごめんなさい！！私、勝手に勘違いしちゃって...辰哉さんに酷い事言っちゃった...本当に、ごめんなさい！！』
深｢ふはっ、大丈夫よ。ちゃんと紹介しなかった俺も悪いし。でも...｣
『？』
深｢さっきの、ホント？｣
『え？』
深｢俺の事、好きなの？｣
『っ？！』
あ...私ったら、勢いで言っちゃってたんだ...
あー、もー、めちゃくちゃ恥ずかしいじゃん！！
深｢...ねぇ、どうなの？俺の事、好きなの？｣
『いや、あの、それは...』
深｢A｣
『は、はい！』
深｢改めて言わせて？｣
『え？』
深｢Aの事が好き。俺と、"夫婦"になって下さい。｣
辰哉さんが手を差し出しながら告白してくれた。
私の答えは、もちろん...
『っ、はい！よろしくお願いします！』
そう言って辰哉さんの手を握った。
深｢っはぁー、良かったぁ。｣
私が手を握ると、ヘナヘナとしゃがみ込んだ辰哉さん。
『え、辰哉さん？！大丈夫？！』
深｢勘違いで良かった...俺、Aが思ってるよりもずっと、Aの事好きなの。｣
『え？』
深｢こう見えて、Aの事振り向かせようと必死だったの。｣
『えぇ？！』
深｢目黒にいつか取られるんじゃないかって、ハラハラだったのよ。｣
『そんな...』
深｢でも、Aがさっき、俺の事好きって言ってくれて、めっちゃ嬉しかった。｣
『辰哉さん...』
深｢Aは勘違いでそれどころじゃなかったと思うけど、俺はニヤニヤが止まんなかった。｣
『え』
深｢ふはっ。結果勘違いだったけど、俺の事が好きであんなに号泣して、俺を責めてくるAが可愛くて、たまらなかった。｣
『...本当に恥ずかしい。』
深｢A｣
『...はい』
深｢好きだよ。俺にはお前だけ。Aがいれば、それでいい。｣
『辰哉さん...』
深｢今まで愛せなかった分、これからはたくさん愛すから、覚悟してね。｣
『え...』
深｢って事で、A｣
私の名前を呼んだ辰哉さんに、上を向かせられた。
深｢好きだよ。｣
そう言って辰哉さんは、私に優しくキスをした。
結婚して、間もなく1年が経とうとしていた。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
