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とある日。
今日は天気いいし、少し遠くのスーパーに行ってみようかな。
なんて思って、隣町のスーパーまで足を延ばした。
...いつもと違う行動なんか、しなければ良かった
バスを降りて少し散歩をしながらスーパーを目指す。
あ、こんなとこにお花屋さんあるんだ。
今度買いに来ようかな。
雰囲気の良さそうな雑貨屋さんだなぁ。
辰哉さんと来たいな。
あ、本屋さん。
そういえばレシピ本欲しかったんだよな。
スーパーの前に寄ろうかな。
あまり来た事のない場所にワクワクして、周りをキョロキョロと見渡しながら歩いていた。
ん？あれって...
道路を挟んで向かい側に、見覚えのある姿。
え、辰哉さん？
とあるお店の前でスマホを弄りながら立っている辰哉さんを見付けた。
まさかこんな所で会えるとは思わなかったので、嬉しくなって辰哉さんに電話しようとスマホを出した、その時...
『...え？』
辰哉さんが立っていたお店から1人の女の人が出てきて
そのまま
辰哉さんの腕に
抱きついた...
辰哉さんはというと
笑ってる...
凄い笑顔で嬉しそうというか、デレている。
『...誰？』
私は、その場から暫く動けなかった。
結局、スーパーには行けずにそのまま帰ってきた。
あの人は、一体誰なのだろう...
辰哉さんとは、どういう関係なの？
もしかして、以前お付き合いされてた方なのかな...
もうみんな別れたって言ってたはずだけど...
本当はまだ別れてなくて、やっぱり私の事は本気で考えてなかった...とか？
あの日言ってくれた言葉は、嘘、だったのかな...
何か、凄く悲しい...
その時、あぁ、私、辰哉さんの事好きだったんだ...と気が付いた。
でも、やっと気付いたその想いは、もう叶う事は無いのかもしれないと思ったら、自然と涙が溢れた。
それからどれだけ時間が経ったのかな...
私は帰ってきた時のまま、ソファに座って放心状態だったみたい。
深｢ただいま〜｣
『...』
深｢あれ？いないの？｣
『...』
ガチャッ
パチッ
深｢...ッ、うわっ！！！｣
『...』
深｢ちょ、何だよ！いるんじゃん！電気も付けないで何してんの？...って、え、どうした？｣
『...』
深｢おい！大丈夫？｣
『...あ、辰哉、さん...』
辰哉さんの顔を見たら、また、泣けてきた...
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
