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私はあの日から外出するようになって、週1程度のペースであのカフェに行くようになった。
目｢お！いらっしゃいませ。｣
最初にこのカフェに来た時に、心配してくれた店員さんは目黒蓮さんというらしい。
あの日から、たまに来ている私に色々と話しかけてくれて、少し仲良くなった。
自己紹介も2回目にこのカフェに来た時にした。
目｢今日来るかなって思ってた。｣
『え、本当ですか？ふふっ、当たりましたね。』
目｢うん。Aちゃん来ると頑張れるから、本当は毎日来て欲しいんだけどね。｣
『ははっ、そんな事言って貰えると嬉しいです。』
目｢本心なんだけどなぁ。｣
目黒さんは、こうやって冗談を言って私を和ませてくれる。
優しい人だよなって、初めて来た時から思ってた。
特に何を話すわけでもないけれど、週1回ここへ来て、目黒さんとお喋りするこの時間が、私にとってとても大切なモノになっていた。
帰宅して、ソファに座る。
『ふぅ...』
先程までの楽しい時間は、もうここには無い。
またいつも通りの生活。
これ、絶対別居婚でも良かったんじゃないかな...
そうすれば、旦那様だって女の人を連れて来れるし、もっと家でゆっくり出来るはず。
きっと、私がいるからここには寝る時しか帰って来ないんだろうし、ご飯だって食べないんだろう。
言われた通りにして来たけれど、ここは旦那様の家。
むしろ私が出ていくべきなのでは？
手頃なマンションとかに引っ越そうか...
なんて。
出来もしない事を考えてみる。
結局、ここからは抜け出せないんだよなぁ...
"離婚は出来ない"
外に女の人がいても、私が男の人と遊んでも、それだけは出来ないと言っていた旦那様。
家と会社の事があるから、当然っちゃ当然。
でもきっと、旦那様は離婚したいはず。
そもそも、私となんか結婚したくなかったはず。
改めて考えると、凄く申し訳ないなって思った。
『...ダメだ。余計な事考えちゃう。』
1人で家にいると余計な事を考えてしまうので、掃除をして気を紛らわせる事にした。
これが私の毎日。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
