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辰哉さんと話すチャンスは、意外と早くやって来た。
涼ちゃんが来てくれた日、夕飯を済ませた辰哉さんが割と早めに帰って来た。
『おかえりなさい。』
深｢ただいまぁ。あー、疲れた。｣
『お疲れ様。何か飲む？』
深｢んー、じゃあお茶ちょうだい。｣
『分かった。ちょっと待っててね。』
だいぶお疲れの辰哉さん。
どうしようか。
疲れているようなら、今日じゃない日の方がいいかな。
いつ話を切り出そうか迷いながらお茶の準備をして辰哉さんの元へ持っていく。
『はい、どうぞ。』
深｢ん、ありがとう。｣
『...』
深｢...あのさ｣
『えっ？！』
深｢ふはっ、驚きすぎww｣
『あ...ごめん。』
深｢いや、何で謝んのよwwってそれよりさ...｣
『う、うん。何？』
深｢俺、女の子達とお別れしたから。｣
『へ？』
深｢Aと、ちゃんと夫婦になりたいと思った時から考えてた。Aがどんな答え出そうと、今のままじゃダメだなって。他所に女の子いてAに本気だって言っても、説得力ないじゃん？俺の本気、分かって欲しいしww｣
『っ、そうなんだ...』
深｢そ。だから、これからは毎日ちゃんと帰って来るし、飯も可能な限り家で食べる。要らない時はちゃんと連絡するし、俺の食いたいやつも作ってくれたら嬉しい。｣
『それは、もちろん！リクエストがあれば、頑張って作るよ！』
深｢ふふっ、ありがと。まぁ、そういう事だから、よろしくね。｣
『あ、うん...』
先に言われちゃった。
でも、辰哉さん、本気なんだな...
ちゃんと、私と向き合ってくれてる。
私もしっかりしなきゃ！
『辰哉さん！あの、私からも、いい？』
深｢ん？何？｣
『あの、私達、まだお互いの事ちゃんと知らないと思うの。』
深｢まぁ、そうだね。｣
『だからね、これからたくさんお話したいなって...それと、もし、良かったら...なんだけど...』
深｢うん？｣
『あの...お出かけしたり、とか、したいな...なんて...』
深｢ふはっ、デートって事ね？｣
『えっ？！デ、デートっていうか、その...』
深｢ふふっ、いいよ。休みの日とか、色んなとこ行こ？｣
『あ、ありがとう...あとね？お願いがあるんだけど...』
深｢何？｣
.
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
