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深｢ちゃんと"夫婦"になって欲しい。目黒のとこには、行かないで...｣
突然辰哉さんからそんな事を言われた。
本当に突然過ぎて処理しきれない...
『あの...何で突然？辰哉さんには、私より素敵な女性がたくさんいらっしゃるのに...』
深｢...俺、本当最低で...女は適当に遊べればいいって思ってた。特定の誰かを作るんじゃなくて、都合の良い時に都合の良い奴と遊べれば、面倒が無くて良いじゃんって...｣
『...』
深｢だけど、熱出した時とか俺の事なんか、絶対看病したくなかったと思うのに、文句も言わずにちゃんと看病してくれて、俺が早く帰って来た時は飯作ってくれて、そこから少しずつ話すようになってさ。｣
『...』
深｢何か、印象が変わったっていうか、本当は凄い良い子なんだなって分かって。俺もちょっと、心開けて来たっていうかさ、そう思ってたのよ。でも、突然目黒が現れて...｣
『...』
深｢目黒といる時はこんなに笑うんだ、とか、話し方だって俺の時とは違うな、とか、何より楽しそうだなって思って...｣
『...』
深｢そしたらさ、何か、悔しいなって...俺は旦那なのに、後から現れたヤツに負けた気がして...もちろん、勝った負けたの話じゃないんだけど、最近、気に入ってたからさ、お前の事。何か、このまま目黒に奪われんじゃねぇかと思ったら...｣
『...そういう事だったんですね。』
深｢ごめん、さっきの電話も、完全に俺の嫉妬。｣
『電話の事は大丈夫です。後で連絡出来るし。まさか、辰哉さんがそんな風に思ってたなんて知りませんでした。だからちょっと今、ビックリしてます。』
深｢...｣
『私は...正直言って、よく分かりません...あの、決して、辰哉さんの事が嫌だとか、そういう事じゃないから誤解しないで欲しいんだけど...』
深｢...うん｣
『ただ、突然過ぎて...どちらかと言えば、嫌われていると思ってたから...整理が出来ないっていうか...』
深｢...｣
『少し、時間貰えませんか？辰哉さんの事も、蓮くんの事も、ちゃんと考えたくて...』
深｢ん。...ん？え、目黒にも何か言われたの？｣
『あ...』
深｢ねぇ！何言われた？｣
『あー、いや、何でもない。』
深｢ねぇ、絶対嘘じゃん！まさか、告白とか？！｣
『いやぁ...まぁ...ははは...』
深｢ちょっと！｣
辰哉さんの気持ちを聞いて驚いた。
あー、どうしたらいいんだろ...
しかも口滑って蓮くんの事言っちゃった...
ちょっと、相談してみよ...
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
