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深澤side
『ふふっ、でも何か嬉しいです。辰哉さんがヤキモチ妬く理由とか分からないですけど、少しだけ辰哉さんの事知れたような気がするので。』
深｢...｣
『敬語、頑張ってやめるね？さ、食べよう！冷めちゃったかな？』
散々イジられた後、Aがこんな事を言った。
あー、俺らってそれだけ関わって来なかったんだなって、少し切なくなった。
それからAも敬語をやめれるようにすると宣言して、また食べ始めた。
食べ終わる頃、俺は気になっていた事を聞いてみた。
深｢っていうか！何で男だって言わなかったの？俺、幼なじみ君しか仲の良い男いないと思ってたからびっくりしたんだけど！｣
まさか男と2人でいると思わないし、最近出来た友達も男だなんて思わないじゃん。
むしろ男苦手だと思ってたし...
すると
『あ、すみません...聞かれてない事を言う必要ないかなって思って...そういう私の情報とか、辰哉さんはきっと興味無いだろうし、仮に私に男の人が出来ても、辰哉さんには女の人がいるから自由にしていいって、1番最初に言われたから...』
と、少し申し訳なさそうに言った。
あ...確かに。
て事は、俺のせいじゃん。
自分で言った事忘れて、少しAに当たった事を反省する。
そんな俺を見て、『でも、やっぱり言っとくべきでした！』なんて言うから、謝って、｢これからは何でも話して｣なんて柄にもないことを言ってしまった。
そしたら、『何か優しくなった？』とか言うから｢俺は最初から優しいだろ！｣なんて悪態をつく。
『初めは氷のように冷たかった』なんて言われて凹むと、『でも今は別人のように優しい、こっちの辰哉さんの方が好き』と言われた。
え？好き？
好きって、え？どういう好き？
中学生かよ！と思うくらいにパニックになっていると、Aのスマホが鳴った。
『蓮くんから電話だ。』
その言葉を聞いた瞬間、出て欲しくないと思ってしまった。
そして、思わずAの腕を掴んで離せなかった。
電話は切れてしまった。
Aに、何で？と聞かれたけど上手く答えられなくて、ごめん、としか言えなかった。
この時思った。
俺は、多分、Aを好きになりかけてるのかもしれない。
マジか...
どうすっかな...
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
