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深｢っていうか！何で男だって言わなかったの？俺、幼なじみ君しか仲の良い男いないと思ってたからびっくりしたんだけど！｣
ご飯もそろそろ終わりそうな頃、急に辰哉さんが｢何で友達が男だって言わなかったのか｣と言い出した。
『あ、すみません...聞かれてない事を言う必要ないかなって思って...そういう私の情報とか、辰哉さんはきっと興味無いだろうし、仮に私に男の人が出来ても、辰哉さんには女の人がいるから自由にしていいって、1番最初に言われたから...』
深｢あ...｣
本当に言う必要無いと思ってたし、友達が男だろうが女だろうが辰哉さんには関係ない話で、興味も無い内容だと思っていた。
話したところで｢だから何？｣なんて冷たく言い放たれたら、傷付くのは分かりきっている。だから言わなかったのだけど、辰哉さんは言って欲しかったらしい。
何なんだ...何かちょっとショック受けてる感じ出してるし。
『でも、やっぱり言っとくべきでしたね！ごめんなさい。』
深｢いや、俺が悪いわ。ごめん。これからは、何でも話してよ。｣
『分かりました。...辰哉さん、何だか優しくなった？』
深｢俺は最初から優しいだろ！｣
『えー、最初はもう氷のように冷たかったですよ？まぁ、状況が状況だったから、分からなくもないけど。』
深｢あー、まぁ、ね？｣
『あの頃とは別人のように優しいですよ、今ww私は、こっちの辰哉さんの方が好きです。』
深｢は？｣
『え？』
深｢いや、え？｣
『ん？』
深｢あの、えっと、えぇ？｣
『どうしたんですか？...あ、蓮くんから電話だ。ちょっとすみません。』
深｢...っ！｣
それから、｢これからは何でも話して｣なんて辰哉さんらしくない事を言うもんだから、思わず『優しくなった？』って言ってしまった。
｢最初から優しいだろ｣とちょっと大袈裟に怒ったフリをする辰哉さんを見ながら、『今の辰哉さんの方が好き』と伝えた。
すると、何だか様子がおかしくなった辰哉さん。
どうしたんだろ？と不思議に思っていたら、蓮くんから着信が。
『ちょっとすみません』と電話に出ようとしたら
深｢...っ！｣
辰哉さんに腕を掴まれた。
『あ、あの、辰哉さん？電話、出なきゃ。』
深｢...｣
『あの、切れちゃう...』
全然離してくれない辰哉さん...
あぁ、切れちゃう...
『切れちゃった...』
深｢...ごめん。｣
『何で？』
深｢出て欲しくなくて...｣
あぁ、後で蓮くんに連絡しなきゃ...
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
