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部屋着に着替えた辰哉さんが戻ってきて席に着いた。
テーブルの上には辰哉さんの分のみの晩御飯。
一緒に食べる程仲良しではないし、嫌な顔されると悲しくなるから私の分は別にしておいた。
深｢...飯食ったの？｣
『え？いや、まだですよ？』
深｢じゃあ何で俺の分しかないの？｣
『え？...あの、ご一緒するのは嫌かなって思って...』
深｢...はぁ。早く準備して。｣
『...いいんですか？』
深｢いいから早く！冷めるじゃん！｣
『は、はい！』
私の分も持ってこいって...今まで言った事無いのに。
本当にどうしたの？
何だか今までの辰哉さんとは違っていて、凄く戸惑う...
私は急いで自分の分を用意して席に着いた。
『お待たせ致しました...』
深｢ん。いただきます。｣
『い、いただきます...』
私が席に着くと満足したようで、｢いただきます｣と言って食べ始めた。
深｢うま！グラタンめっちゃ美味い！｣
『ふふっ、ありがとうございます。良かったです。』
深｢ねぇ敬語。慣れないのは分かるけどさぁ。｣
『すみません...というか、何か今日辰哉さん変じゃないですか？』
深｢え？何が？｣
『何というか...いつもなら気にしないような事も今日は気にしたり...それに、お昼の事も。私、辰哉さんは外で私を見付けても絶対声かけたりしないと思ってました。』
深｢あー、そうね、うん。まぁ、普段なら多分してないよな。｣
『ですよね？だから私、凄く心配というか、大丈夫かなって思っちゃって...』
深｢あー...ね。まぁ、友達って女の子だと思ってたからさ。まさかの男でびっくりしたっていうか...楽しそうだったからっていうか...｣
『...それって、つまり、ヤキモチ...って事ですか？』
深｢は、はぁ？！いや、それは...｣
『ふふっ、あははっ、辰哉さん、ヤキモチとか妬くんですねww煩わしいのとか嫌いそうだから、そういうのも無いんだと思ってました。』
深｢いや、だから、別にヤキモチじゃ...｣
『ふふっ、辰哉さん、可愛いです。お顔、真っ赤ですよ？ww』
深｢〜っ、やめろ！こっち見んな！｣
『ふふっ、でも何か嬉しいです。辰哉さんがヤキモチ妬く理由とか分からないですけど、少しだけ辰哉さんの事知れたような気がするので。』
深｢...｣
『敬語、頑張ってやめるね？さ、食べよう！冷めちゃったかな？』
まさか辰哉さんがヤキモチ妬いてたとは...
蓮くんの言ってた事、本当だったな。
でも、照れた辰哉さん、可愛いかも。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
