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あの後、蓮くんが｢俺もグラタン食べたかった。俺、めっちゃグラタン好きなのに。そこも悔しい！｣なんて、子供みたいに拗ねるから、『じゃあ、今度作ってあげるね？』と約束してしまった。
その瞬間、めちゃくちゃ笑顔になった蓮くんと別れてスーパーで夕飯の買い物をして帰宅。
さて。今日は辰哉さんが家でご飯を食べるから、すぐ準備しなきゃ。
エプロンを着けてご飯作りに取り掛かる。
それにしても、今日の辰哉さん、何か変だったな。
何だか蓮くんの事ジロジロ見てたし、何より、声を掛けられるとは思わなかった。
まぁ、たまたま視界に入ったんだろうけど、今までの辰哉さんだったらスルーしてたはず。
私が何処で誰と何してようが、興味ないはずだし。
『...変なの。』
そんな事を考えながら、黙々とご飯を作る。
もうすぐ完成！というタイミングで辰哉さんが帰ってきた。
『おかえりなさい。』
深｢ただいま｣
あれから、辰哉さんは｢ただいま｣と｢行ってきます｣を言ってくれるようになった。
ちょっとした事だけど、私はそれが凄く嬉しかった。
『もうすぐ出来るので、少し待ってて下さい。』
深｢...｣
ちなみに、呼び方は"辰哉さん"と呼べるようになったけど、敬語はまだ使ってしまう。
特に注意されたりするわけでは無いから、直さなきゃ！と意識する事も無く、そのまま喋っている。
深｢ねぇ。｣
『はい？』
深｢...何で敬語？｣
『え？』
珍しく私の敬語を指摘してきた...
深｢あの、目黒？ってやつとは普通に喋ってんじゃん。何で俺は敬語なの？｣
『えっ、えっと、蓮くんはもう慣れというか、ずっとあんな感じで話してたから...辰哉さんは、まだちょっと慣れないというか、何というか...』
深｢ふーん。アイツと結構仲良いの？｣
『え？えーと、まぁ、それなりに仲良いとは思いますけど...』
深｢ふーん。好きなの？アイツの事。｣
『えっ？！いや、お友達としては好きですけど、恋愛の好きかどうかは、分かりません...』
深｢ふーん。｣
何点か私に質問して、辰哉さんは着替えに行った。
『...何だったの？』
やっぱり様子がおかしいと思いつつ、料理を仕上げてテーブルにセットした。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
