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さっきまでヤキモチ妬いたって少し拗ねていた蓮くんだったけど、私のよく分からない励ましで何とか機嫌が直ったみたいだった。
それにしても、何で急にヤキモチなんて妬いたんだろ？
ヤキモチ妬く要素あったかな？
そんな事を考えている時も蓮くんはお弁当をモリモリ食べてくれていて、ふと蓮くんの方を見ると口の周りが汚れていた。
ふふっ、子供みたいだな。可愛い。
『ねぇねぇ蓮くん、口の周りにたくさん付いてるよww』
そう言ってティッシュで口の周りを拭いてあげた。
目｢っ、ありがとう。｣
『ふふっ、どういたしまして。わんぱくだね蓮くん。可愛い。』
目｢ねぇ、可愛いは嫌なんだけど。｣
『ごめんごめん。何か口いっぱいに頬張って、口の周り汚してるの見たら子供みたいで可愛いなって。いつもカッコいいからギャップがね。』
目｢いつもカッコいいと思ってたの？｣
『え？あ、うん。最初からカッコいいと思ってたよ？』
目｢...そうなんだ。ふはっ、嬉しい♪｣
せっかく機嫌が直ったと思ったらまた拗ねてしまって、かと思ったらまた機嫌が直って...よく分かんないけど、蓮くんが喜んでるなら、いっか。
そしてそのままお弁当を食べていると、
｢A？｣
突然私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
え、誰？と周りをキョロキョロしたら...
深｢A｣
『え、辰哉さん？』
まさかの辰哉さんだった。
深｢何してんの？｣
『あ、えっと、お友達とピクニックを...』
深｢友達？...あぁ、この前言ってたカフェで出来たっていう...男だったんだ。｣
『あ、はい。こちら、目黒蓮さんです。蓮くん、こちら私の旦那様の辰哉さんです。』
深｢...どうも。いつもAがお世話になってます。｣
目｢...どうも。こちらこそ。いつもAさんにはお世話になってます。｣
何か...2人ともバチバチしてない？
『あ、あの、辰哉さんは、どうしてここに？お仕事は？』
耐えきれなくて無理矢理話題を変える。
深｢あぁ、たまたまこっちに用事あって。少し時間出来たからカフェにでも入って時間潰そうかと思ってたらお前見つけたの。｣
『そうなんですね...あ、お昼食べました？』
深｢うん、さっき食った。あ、今日飯食うから。19時には帰る。｣
『分かりました。何食べたいですか？』
深｢グラタン。｣
『じゃあグラタン作りますね。』
深｢おう。...じゃ、行くわ。｣
それじゃ、と蓮くんに挨拶をして辰哉さんは去って行った。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
