私達には愛がない

18. ページ19

まず最初に、今話題の映画を見に行った。

実は、映画館で映画を見るのも片手で足りるくらいしかなくて、全て蓮くんにお任せしてしまった。



絶対面倒くさいだろうな...って思ってたんだけど、蓮くんは終始楽しそうにしてて、どこまでも優しい人だなって思った。



映画の後は、ブラブラしながら買い物をした。


特に欲しい物とかは無かったんだけど、可愛いお店とか、服屋さんとか、お互い気になったお店に入って見て回った。





目｢あ、これどう？｣

『うん！似合うよ！これから涼しくなるし、蓮くんタートル似合いそう。』

目｢そう？じゃあこれ買おう♪｣



ニコニコしながらレジに向かう蓮くん。

可愛いなぁww


.



『あ、蓮くん、ここ入ってみてもいい？』

目｢もちろん！行こ！｣




『うわぁ、可愛い！』

目｢ふはっ、凄いテンション上がってるじゃんww｣

『ねぇ！見て！これ凄く可愛いよね？』

目｢うんww可愛いww｣

『え、何？可愛くない？』

目｢いやいや、可愛いよ？それよりも、めっちゃテンション上がってるAちゃんが可愛くてww｣

『...あっち見てこよ』

目｢ねぇ！待ってよ！ww｣



.



『はぁー！疲れたぁ！』

目｢めっちゃ歩いたもんね。少し休憩しよう？｣

『うん、そうする。』



何件かお店を見て回った私達。

さすがに歩き疲れて、公園でちょっと休憩中。




『蓮くん』

目｢ん？｣

『今日、ありがとう。誘ってくれて。久しぶりに凄い楽しい♪』

目｢どういたしまして。せっかく友達になれたんだし、これからも色んな所に行こうよ。｣

『うん。...あの日、あのカフェ行って良かった。蓮くんに会えたから。』

目｢...｣

『今日も、デートって言われた時は緊張したけど、蓮くんと話してたらいつの間にか緊張しなくなったし、初デートが蓮くんで良かったって思った。ありがとね？』

目｢...Aちゃん、あのさ...『ぐぅ〜』｣

『はっ！！』

目｢...ふふっ、あははははっww｣

『お腹、鳴っちゃった...恥ずかしい...！』

目｢ふはっwwお腹空いたねwwご飯、食べ行こっかww｣

『ねぇ！もう笑わないでよ！』

目｢ふふっ、ごめんごめんwwはぁ...Aちゃんやっぱ可愛いわ。｣

『もー！早くご飯食べに行くよ！』

目｢ふふっ、はいはいww｣



結構真面目に話してたのに、思いっきりお腹鳴っちゃった...
蓮くんの話遮っちゃったし...


申し訳ないし、恥ずかしい！


.

19.→←17.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す