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目｢お待たせ。｣
仕事終わりの目黒さんに声をかけられた。
『あ、お疲れ様です。すみません、無理言って...』
目｢いや、大丈夫。どこか場所変える？｣
『あ、そうですね。お願いします。』
私達はカフェを出て、近くのファミレスに入った。
目｢...それで？どうしたの？｣
『あの、先週の、メモの事、なんですけど...』
目｢あー、気付いてくれてたんだ。｣
『あ、はい。カフェを出てすぐに気付きました。』
目｢何の連絡も無かったから、メモに気付かなかったのか、気持ち悪がられて捨てられたのかと思ったww｣
『そんな！気持ち悪いだなんて...絶対ないです！』
目｢ふはっ、そんなムキにならなくても大丈夫だよww｣
『あ、はい。すみません...それで、そのメモなんですけど、きっと目黒さんは私に悩みがあると思って、優しさで連絡先を教えて下さったんだと思うんですけど、私一応既婚者なので...他の男性の連絡先を簡単に登録してもいいものか、悩んでしまって...』
目｢...へ？｣
『その、私の方も色々あって、目黒さんと連絡取っても別に問題ないよな、とか、でも既婚者だしな、とか何か色々考えてたら訳分かんなくなってしまって...一旦考えるのやめたんです。』
目｢...ふふっwwうん、それで？｣
『考えても分からなかったので、直接目黒さんに聞こうと言う結果に行き着きました。』
目｢そうなんだwwで、何を答えればいいの？｣
『えっと...どうして、私に連絡先を教えてくれたのか...ですね。』
目｢なるほどね...まぁ、連絡先を教えたのは、"気になる"から。｣
『気になる...』
目｢そう。1番最初に店に来た時、すんげー暗い顔してんなぁって気になって、だんだん話してくうちに表情も明るくなってんだけど、ふとした時にやっぱり暗くなる瞬間があって。何かあるんだろうなって思ったんだけど、仕事中だとなかなか長く話せないからさ。じゃあ、連絡先教えて電話なりLINEなりで話せばいっか！って思ったの。ぶっちゃけ、既婚者ってのはそんなに考えて無かったわww言われてみれば、普通既婚者に異性が連絡先教えんのとかアウトだよねww｣
そう言ってケラケラ笑う目黒さん。
やっぱり私の事を心配してくれてたんだ、優しいなと思った。
それと同時に、こんなに優しくて私なんかの事を心配してくれる目黒さんなら、お友達になれるかも...と思った。
『目黒さん、私の話、聞いて頂けますか？』
.
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
