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家に帰り、先程貰ったクッキーとメモを眺める。
これは...どういう事だろう...
何で、目黒さんは連絡先なんか...
よっぽど悩んでるように見えたのかな...
目黒さんは優しい方だから、きっと見過ごせなかったんだろうな。
でも、その度に連絡先を教えていたらキリないよね...
なんて、グルグルとこのメモの意味を考えていた。
個人情報だし、そのままにしておけないよね...
でも、連絡先貰ったからって、ホイホイ連絡するのも、何か違うだろうし...
そもそも、私は既婚者。
目黒さんが、優しさで連絡先を教えてくれたのだとしても、旦那様以外の男性と連絡先を交換するのは、如何なものか...
あ、涼ちゃんは別。大事な幼なじみだから。
けど、旦那様は私以外の女性と関係を持ってるわけで...
旦那様本人から、自分以外の男性と関係を持っても良いと言われてるしな...
いや、でもな...
って、目黒さんはそんなつもりで教えてくれたわけじゃないし！
この連絡先、一体どうしたら...
もう、考えすぎて訳が分からなくなる...
とりあえず、普通に捨てるのも気が引けて、ベッド脇のチェストの引き出しにしまった。
『目黒さんには悪いけど、次にカフェに行くまで連絡しないでいよう。』
来週、カフェに行った時に目黒さんに聞いてみよう。
それまでは、このメモは見なかった事にしよう。
自分の中でそう決めて、次に目黒さんに会うまで考えないようにした。
そしてカフェに行く日が来た。
今日は、先週貰ったメモの事を目黒さんに確認しようと意気込んでいた。
目｢あ...いらっしゃい。｣
『こ、こんにちは。』
目｢...｣
あれ...何だか元気ない？
体調でも悪いのかな？
『あの、目黒さん...』
目｢...何？｣
『体調、悪いですか？』
目｢え？｣
『何か、元気ないような気がして...』
目｢あー、はは、いや、元気だよ？｣
『そう...ですか。なら良いんですけど...あの、今日って休憩の時か、仕事が終わってから、時間ありませんか？』
目｢え？｣
『あの、少しでいいので、私に時間頂きたくて...』
目｢っ、今日、休憩はもう終わってて、仕事は17時で終わるんだけど、奥様はその時間でも大丈夫なの？｣
『あ、はい。私の方は大丈夫です。もし、目黒さんが良ければ、少しお話したくて...』
目｢...分かった。じゃあ、仕事終わるまでここいて。｣
こうして、目黒さんの仕事終わりに話す事になった。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
