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あれから暫くは、病み上がりという事もあって家で寝るかと思ってたけれど、そんな事もなく...いつも通り、女の人のところへ泊まったりする日もあって、『まぁ、そうだよね』と納得していた。
別に、体調が悪くなっていないのならば、何処で何をしていようが私には関係ないし、旦那様だって詮索されたくないだろう。
女の人のところにいるのなら、むしろ看病してもらえると思うし。
私も、いつも通りに過ごそう。
そう決めて、2週間ぶりに目黒さんのいるカフェにやって来た。
目｢あ！いらっしゃい！久しぶり！｣
『あ、お久しぶりです。』
目｢忙しかった？毎週来てくれてたのに最近来なくて心配しちゃった。｣
『え、すみません。実は主人が体調崩してしまって...』
目｢そうだったの？もう平気？｣
『熱出しただけなので大丈夫です。もう普通に仕事に行ってますし。』
目｢そっか。良かったね。...てか結婚してたんだ。｣
『すみません、心配していただいて...あ、はい。今年結婚しました。』
目｢そっかぁ...じゃあ、今1番楽しい時期だww｣
『うーん...ww私達の場合は、少し特殊なので...楽しい...とも言いきれませんねww』
目黒さんから新婚さんなら今楽しいでしょ？と聞かれるも、楽しかった事など一度も無いので、適当に誤魔化した。
目｢え、そうなの？てか、どんな結婚なの、それww旦那さんと仲悪いとか？｣
『んー、仲悪いというか...何と言うか...ww』
目｢あ、ごめんごめん。詮索しすぎちゃったね。ま、夫婦にも色々あるもんね。｣
『すみません...はっきりしなくて...』
目｢いやいや、俺がグイグイ聞きすぎた。ごめんね？｣
そう言って目黒さんは仕事へ戻った。
あぁ、私のせいで目黒さんに気を遣わせてしまったな...
面倒くさい奴って思われたかも...
せっかくこのカフェ気に入ってたのに、もう来れなくなっちゃうな...
なんて、ネガティブモードでコーヒーを飲んで、今日は少し早めに帰ろうとお会計すると、目黒さんからレシートと一緒にクッキーを渡された。
『あ、あの、これ...』
目｢ふはっ、内緒ね？｣
『あ、ありがとうございます...』
目｢また来てね。｣
目黒さんはそう言ってニッコリ微笑んでくれた。
良い人だな...
カフェを出て貰ったクッキーを見ると、メモが付いていた。
【さっきはごめんね？何か悩んでる？俺で良かったら話聞くから。いつでも連絡して。】
と、連絡先が書いてあった。
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ちり(プロフ) - KAORIさん» コメントありがとうございます！もう少しで完結すると思いますが、最後まで読んで頂けると嬉しいです😊 (11月5日 22時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
KAORI(プロフ) - キャー💜二人の気持ちが結ばれてめちゃめちゃ嬉しい！！私までニヤニヤしちゃいました♡ (11月5日 22時) (レス) @page46 id: 7e73bcd6e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - skさん» ご意見ありがとうございます。善処します。 (11月2日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
sk(プロフ) - ww使用しない方がいいのに。ネット民同士の会話みたい (11月2日 19時) (レス) @page43 id: 4e0eda8720 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年10月4日 21時
