隣りの席の天邪鬼 2

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向｢ん...｣

悠｢お！起きたか？｣

向｢あれぇ？Aちゃんと悠羽ちゃんや...おはよぉ...｣

悠｢くっ...可愛い！｣

『ふふっ、康二の寝起きって可愛いんだよねww赤ちゃんみたいでしょ？』

向｢Aちゃぁん、ぎゅー...｣

『はいはい、おはよ、康二。』

向｢ふふっ、おはよぉ。Aちゃんの匂いするー。｣

悠｢...寝起きヤバいなwwこんなんなべ見たら発狂もんだよ...｣

『ねぇ、翔太くんの寝顔見て。可愛い。』

悠｢ホントだ！寝顔は天使だねww｣

『起きてても可愛い時あるよ、翔太くん。』

悠｢はいはい、惚気は結構。さ、私は顔洗って来ようかな！｣

『惚気てないよ！何、惚気って...あ、私も行く！康二、起きる？』

向｢んー、もうちょっとここにおる...｣

『ん。じゃあ翔太くんにでもくっ付いといて。』

向｢はぁーい...｣




康二を翔太くんに預けて、悠羽と洗面所に向かった。








しばらくして康二も翔太くんも起きてきて、みんなで朝ごはん。
その後は、出かけるの面倒だねって事で、家で映画見たりゲームしたりして過ごした。




悠羽と翔太くんは両親が帰ってくる前に帰って、康二は両親が帰ってくるまで一緒にいた。









楽しかったな、お泊まり会。
夜中に翔太くんと話せたのも嬉しかったし。
まぁ、内容はアレだけど...


3日後は体育祭だな...翔太くんが言う変なお題を引かないように頑張ろ...









悠｢なべ、昨日の夜中Aと2人で話してたでしょ。｣

渡｢え、お前起きてたの？｣

悠｢なべが出てく時に起きた。で、何話してたの？告った？｣

渡｢告んねーよ！ちょっと...世間話だよ。｣

悠｢何でよ！絶対あのタイミングで行けたでしょ！ったく、ヘタレが！｣

渡｢う、うるせぇよ！あいつ、気になる人いるって言ってたじゃん。俺じゃないやつだったら、告白してもフラれるじゃん。｣

悠｢だからヘタレだって言うんだよ！フラれるかもしれなくても、ちゃんと好きだって言いなよ。もしかしたら、Aの気になる人、なべの可能性だってゼロじゃないんだしさ。｣

渡｢そうだけどさ...｣

悠｢次タイミングあったら絶対言いなよ？言わないまま、もしAが誰かと付き合う事になったら、後悔するよ？｣

渡｢...分かってるよ。てかお前、いつから俺の相談相手みたいになってんの？｣

悠｢え？なべがAの事好きだって知った時から。だって面白そうじゃんww｣

渡｢おまっ、ふざけんなよ！｣

悠｢ちゃんと応援してっから！ww｣



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