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朝、康二と一緒に登校する。
康二が常に笑わせてくれるから、これから翔太くんと顔合わせる憂鬱さも、不安さも、悲しさも、紛らわせる事が出来た。
校門前には、当たり前に翔太くんはいない。
康二と別れて教室へ向かう。
緊張する。ただでさえ休んだ後の登校って緊張するのに、加えて翔太くんの事があるから、尚更。
教室へ入ると、既に来ていた悠羽が駆け寄ってくる。
悠｢A！おはよ！大丈夫？もう熱下がった？｣
『おはよ。心配かけてごめんね。もう熱下がったから大丈夫。まだ少し喉は痛いけど...』
悠｢そっかそっかぁ。無理しないでね！何かあったら私に言って？代わりにいくらでも喋るし、何でもするからね！｣
『ふふっ、ありがとう。...でさ、翔太くんの事なんだけど...』
悠｢あー、なべね。あいつ本当に何なの？彼女が熱出して休んでるのに、全く気にしてない素振りなの。マジでムカつく！｣
『その件でさ、話したい事あるんだけど、ちょっと長くなるから、お昼2人で食べない？そこで話す。』
悠｢うん！いいよ！じゃあ、お昼に全部聞くね！｣
『うん、ありがとう。』
その後、深澤くんや亮平くん達も私の所へ来てくれて、声をかけてくれたけど、誰からも翔太くんとの事を聞かれる事は無かった。
鈴木くんも心配してくれて、｢大丈夫？休んでた分のノート、必要だったら言ってね。｣って、優しくしてくれた。
翔太くんは相変わらず。目も合わないし、話したりもない。
もはや私の姿が見えてないのでは？と思うくらいに清々しい程避けられてる。
そしてお昼休み。
私と悠羽はお弁当を持って空き教室に行った。
そこでここ数日の出来事を全部話した。
私の気持ちも、全部。
悠｢そんな事があったの？｣
『うん...まさかそんな勘違いされると思わなくて...ただ、翔太くんが見たのか、他の人が見て教えたのかも分かんないし、どの場面から見てたのかも分かんないし、話し声とか聞こえてたのかも分かんなくて...本当に誤解だから、ちゃんと話したくて待ってたのに、一方的に翔太くんが喋って、私の話聞いてくれなくて...もう、関わらないでって、それっきり...』
悠｢はぁ...なべの悪いとこ出てるわ。なーんで話聞いてあげれないのかなー。...ねぇ、この話って、誰か知ってるの？｣
『え？多分、誰も知らないと思う。誰も聞いてこないし。』
悠｢...ふっかに協力してもらおう！｣
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ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！コメント、とても励みになりました。また新作が出ましたら、是非ご覧頂ければと思います😊最後までご覧頂き、ありがとうございました！ (10月2日 21時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - 完結おめでとうございます！２人がハッピーエンドで終わって良かったです😊本当におつかれさまでした！ (10月2日 17時) (レス) @page38 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» コメントありがとうございます。やっぱり仲良しが1番ですよね🤭更新しましたら、またご覧下さい😊 (9月26日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - 学校帰って来てからここに来たら、仲直り出来ていて本当に良かったです!!!!!!!これからも仲良しでいてくれますように…😊更新楽しみにしています！ (9月26日 18時) (レス) @page26 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます。仲直り出来て良かったです😊甘々翔太くん、良いですよね🤭更新しましたら、またご覧下さい✨ (9月26日 13時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年9月21日 10時
