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次の日、校門前に翔太くんはいなかった。
1人で教室に入るけど、翔太くんは、まだ来てない...？
結局、翔太くんはHRギリギリに来て朝は話せなかった。
休み時間もお昼も、やっぱり私を避けてるみたいで、全く話しかけるタイミングがない。
今日の放課後は部活は無かった。
翔太くん達は普通に部活がある。
いつもなら先に帰るんだけど、ここを逃したらまた明日、同じ事の繰り返しだと思って、バスケ部が終わるのを待っていた。
夕方、もう18時になるとだいぶ薄暗くなって来て、少し肌寒い。
下駄箱で翔太くんを待っていると、深澤くんや岩本くん達と楽しそうに話しながらこっちへ来る翔太くんを見つけた。
ちょっと悲しかった。
私は避けられて、目も合わないし、LINEすら返ってこないのに、深澤くん達にはあんな顔で笑って話してる。
きっと私が悪いんだと思うけど、何も言ってくれないのは何でだろうと少し泣きそうになる。
深｢あれ？Aちゃんじゃん！何してんの？こんなとこで。あ！なべ待ってたんか！ラブラブだねぇ♡｣
深澤くん...何も知らないのかな？
悠羽も何も聞いてないって言ってたし、みんなには何も言ってない？
渡｢...そんなんじゃねぇから。帰ろうぜ、ふっか。｣
岩｢えっ？！何で？Aさんと帰らないの？｣
渡｢...帰らない。別に約束してねぇし。それに、待ってるの俺じゃねーんじゃね？｣
深｢え、何それ。どういう事？｣
岩｢喧嘩でもした？｣
渡｢別に。｣
このやり取りで、更に泣きそうになる。
でも、ここで泣いたら翔太くんにも深澤くん達にも迷惑がかかる。
絶対泣かない！と気合いを入れて翔太くんに話しかける。
『翔太くん、あの、ちょっと、話したいんだけど...』
渡｢むり。俺もう帰るし。｣
岩｢おい、翔太！言い方！どうしたんだよ、急に。｣
深｢Aちゃん、どうした？何かあったの？｣
『いや...ちょっと、聞きたい事あって...』
深｢なべ、Aちゃんの話聞いてあげなよ。何があったか知らないけど、ここ冷えるのに待っててくれたんだよ？｣
岩｢そうだよ翔太。俺ら先帰ってるから、ちゃんとAさんと話しな。｣
渡｢...｣
無言を了承と捉えた深澤くん達は先に帰った。
渡｢...何？早く帰りたいんだけど。｣
『あの、私、何かしたのかなって。急に、翔太くんの態度変わって、何でか分かんないし...』
渡｢は？マジで言ってる？｣
『え？』
翔太くんは、心底呆れた顔をしていた。
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ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！コメント、とても励みになりました。また新作が出ましたら、是非ご覧頂ければと思います😊最後までご覧頂き、ありがとうございました！ (10月2日 21時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - 完結おめでとうございます！２人がハッピーエンドで終わって良かったです😊本当におつかれさまでした！ (10月2日 17時) (レス) @page38 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» コメントありがとうございます。やっぱり仲良しが1番ですよね🤭更新しましたら、またご覧下さい😊 (9月26日 20時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - 学校帰って来てからここに来たら、仲直り出来ていて本当に良かったです!!!!!!!これからも仲良しでいてくれますように…😊更新楽しみにしています！ (9月26日 18時) (レス) @page26 id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - よちよちさん» コメントありがとうございます。仲直り出来て良かったです😊甘々翔太くん、良いですよね🤭更新しましたら、またご覧下さい✨ (9月26日 13時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年9月21日 10時
