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康二と目黒くんと別れて私達は教室へ戻った。



深「あ!Aちゃん、悠羽ちゃん、おかえりー!」

悠「ふっか、うるさいよ。」

深「辛辣!ま、そこもいいんだけど♡」

『...』




深澤くんは相変わらずだ...




それより、私の隣の席...



深「あ、なべー、起きろー!Aちゃんと悠羽ちゃん帰って来たぞー!」

渡「...」




...寝てる?
てか...まさかの隣の席...
嘘でしょ...早く席替えして欲しい...



深「ごめんね?なべ、いっつもこうなの。大体寝てんのよ。」

『ううん!別に、大丈夫...』

悠「てか、Aの隣まさかのなべかぁ...」

『えっ?!悠羽、まさか...』

悠「いやぁ、こいつも部活一緒なの。ごめんね?黙ってて。」




きっと悠羽は、入学式の時の話から、私がこの人の事を苦手だという事を知っていたから、部活で一緒になった事とか内緒にしてくれてたんだろうと思った。


それは悠羽の優しさだし、私が苦手なだけだから、悠羽は普通に仲良くして貰っていい。そこまで私に合わせなくてもいいんだ。



『ううん!全然大丈夫だよ!むしろ私の方こそごめんだよ。気を遣わせちゃって...』

悠「ううん、そんな事ないから。何かあったら教えて?今度は私がちゃんと言ってあげるから!」

『ふふっ、うん。ありがとう。』

深「なになにー?何の話ー?」

悠「ふっかには関係ない話。それより、そろそろ体育館行かなきゃじゃない?入学式始まるよ!」

深「うわ!そうじゃん!ちょ、なべ!起きろって!入学式始まるぞ!」

渡「んー...ふぁぁ...めんどくさ...」

深「ほら!行くぞ!」

渡「...へぃへぃ」




その時、一瞬目が合った。



渡「っ!?」



え?!何?!何かビックリしてるけど...
目玉落ちそうなくらい見開いてるけど...
大丈夫?!落っこちない?!


何か凄く驚いてるから、私もビックリしちゃって動けない...


悠「Aー!行くよー!」

『!あ、うん、待って!』


悠羽に呼ばれて、やっと我に返った。
いや、マジで何?やっぱ苦手...












渡「...ふっか。」

深「ん?...あぁ、ビックリだよね。まさかの隣の席ww」

渡「...え、寝顔見られた?」

深「それはもう、バッチリ♡」

渡「...最悪...」

深「どんまい♡」




私が教室を出た後、こんな会話をしてたなんて知る由もない。


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ちり(プロフ) - ゴマ団子さん» ありがとうございます!そう言って頂けてとても嬉しいです。もう1つのお話と掛け持ちで更新しているので、遅くなってしまうかもしれませんが、読んで頂けたら嬉しいです。 (9月17日 16時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - コメント失礼しますっ。隣りの席の天邪鬼、すごく面白い作品ですねっ。プレッシャーをかけるようですが、更新頑張ってください!! (9月17日 14時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます!励みになります!楽しんで頂けるようなお話が書けるように、頑張ります! (9月16日 16時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - すごく好みのお話です!!作者さんのペースで更新頑張ってください😊 (9月16日 13時) (レス) id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 優希さん» すみません!教えて頂きありがとうございます! (9月10日 22時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちり | 作成日時:2023年9月9日 1時

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