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『...あ、えっと、AAです...よろしくね？深澤くん。』
先程の深澤くんの自己紹介で語尾に♡が見えて、ちょっとダメージくらってたら反応が遅れてしまって慌てて私も自己紹介した。
深｢も〜、ふっかでいいよぉ、Aちゃん♪よろしくねぇ♡｣
あ...また♡が...
悠｢ちょっと！私のAにちょっかいかけないでよ！ふっか！｣
深｢あら？悠羽ちゃんじゃーん！え、一緒のクラス？ラッキー♪今年はかぁいい子2人もいんじゃん！｣
『え、悠羽の知り合い？』
悠｢あー、知り合いっていうか、部活がね？私女バスでふっかは男バスなの。それでたまに話す程度なんだけど...｣
深｢おい！普通に仲良いだろ！傷付いちゃうよ！ふっかさん！｣
悠｢あー、はいはい、ごめんなさいねぇ。A、まだ時間あるし自販機行こ！｣
『あ、うん。』
深｢えー、行っちゃうのぉ？じゃあまた後でね、Aちゃん♡｣
また♡...特技？
自販機で飲み物を買って廊下を歩いていた私達。
すると、向こうから見知った顔が歩いてきた。
向｢あ！Aちゃーん！｣
『うおっ！康二！』
悠｢...康二、危ないよ。相変わらずだねアンタ。｣
『何やってんの？これから入学式なんだから、ちゃんと教室いなきゃダメでしょ？』
向｢やってぇ、喉乾いたんやもん。｣
『う...そんな子犬みたいな目で見ないで。弱いのよ、康二のその顔。』
悠｢ほんっと、Aの前だと弟感強いよね康二ww｣
この子は向井康二。
小2の時に奈良から私の隣の家に引っ越してきて、そこからの幼なじみ。当時から可愛くて、一人っ子の私は弟が出来たみたいで嬉しかった。今も甘えん坊でちょっと泣き虫で可愛い。
｢...康二、誰？友達？｣
向｢ん？あぁ、この人は俺の幼なじみのAAちゃん。俺のお姉ちゃんみたいな人。で、この人は水沢悠羽ちゃん。中学の時の先輩で仲良くして貰ってんねん。｣
目｢ふーん。あ、目黒蓮です。よろしくお願いします。｣
『あ、AAです。よろしくお願いします。康二のお友達？』
目｢いや、さっき教室で声掛けられて...友達、か？｣
向｢ちょいちょい！めめ！俺らもう友達やんか！｣
目｢めめって俺の事？｣
向｢そうやん！ええあだ名やろ？｣
目｢...まぁ、別にいいけど。｣
向｢何やねん！つれないわぁ。｣
悠｢康二、目黒くんにちょっと引かれてんじゃんww目黒くん、この子こんなんだけど良い子だから仲良くしてやってね。｣
目｢...はい。｣
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ちり(プロフ) - ゴマ団子さん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。もう1つのお話と掛け持ちで更新しているので、遅くなってしまうかもしれませんが、読んで頂けたら嬉しいです。 (9月17日 16時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - コメント失礼しますっ。隣りの席の天邪鬼、すごく面白い作品ですねっ。プレッシャーをかけるようですが、更新頑張ってください！！ (9月17日 14時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！励みになります！楽しんで頂けるようなお話が書けるように、頑張ります！ (9月16日 16時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - すごく好みのお話です！！作者さんのペースで更新頑張ってください😊 (9月16日 13時) (レス) id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 優希さん» すみません！教えて頂きありがとうございます！ (9月10日 22時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年9月9日 1時
