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次の日。
来月頭にある体育祭の話し合いがあった。
運動があまり得意じゃない私は、玉入れと借り物競争にエントリーした。
鈴｢Aさん、何に出るの？｣
『あ、私は玉入れと借り物競争。運動あまり得意じゃないからさ、結果にあまり響かなそうなやつにしたよww鈴木くんは？』
鈴｢俺も借り物競争と、騎馬戦と、綱引き。一応運動部だし、体力はまぁまぁある方だと思うし。｣
『凄い、そんな出るんだね。部活何してるの？』
鈴｢剣道部。今度大会あるんだ。｣
『そうなの？頑張ってね。』
鈴｢うん、ありがとう。｣
.
体育祭の競技決めが終わったら普通の授業。
この席になって初めての隣同士のワーク。
懐かしいな。最初の頃、翔太くんに拒否られて深澤くんにお願いしたんだっけ。あの時の翔太くんのビックリした顔ww面白かったなぁww
鈴｢...Aさん、どうしたの？何かニヤけてる？｣
『えっ？！そ、そんな事ないよ！ちょっと、面白い事思い出しただけ。』
鈴｢そう？あ、これなんだけどさ...｣
危ない危ない...
鈴木くんに変なやつって思われるとこだった...
それから机をくっ付けて、鈴木くんとあーだこーだとワークをした。
悠｢...なべさんなべさん。お顔が凄く怖いですよ？｣
渡｢あ？｣
悠｢いや、治安悪っ！｣
渡｢なんだよ。｣
悠｢あんた、A達見すぎだから。｣
渡｢...見てねぇよ。｣
悠｢やっぱ鈴木、Aの事好きなんじゃない？ちょーっと距離近いよね？｣
渡｢...｣
悠｢Aも、そういうとこ無頓着だから、全く気にしないんだよねー。｣
渡｢...｣
悠｢なべー。ちょーっとデートしたからって油断してたら、あっという間に持ってかれるからね！｣
渡｢分かってるって。｣
悠｢...こっそりAの事見てイライラしてるくらいなら、さっさと告白してキッパリ振られる方がかっこいいと思うよ？｣
渡｢...おい、何で振られる前提なんだよ。｣
悠｢あ、ごめんごめんww変に期待持たせるより、最悪な事想定してる方が傷付きにくいと思ってww｣
渡｢...なぁ、ぶっちゃけ俺、振られると思う？｣
悠｢それは分かんないよ。私はAじゃないもん。｣
渡｢それはそうだけどさぁ...｣
悠｢でもまぁ、確実にアンタの印象は良くなってるって事は言える。｣
渡｢まじ？｣
悠｢まじ。嫌いでは無いと思うよ？｣
渡｢...｣
悠｢ま、さっさと行動する事をオススメするね、私は。｣
.
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ちり(プロフ) - ゴマ団子さん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。もう1つのお話と掛け持ちで更新しているので、遅くなってしまうかもしれませんが、読んで頂けたら嬉しいです。 (9月17日 16時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - コメント失礼しますっ。隣りの席の天邪鬼、すごく面白い作品ですねっ。プレッシャーをかけるようですが、更新頑張ってください！！ (9月17日 14時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！励みになります！楽しんで頂けるようなお話が書けるように、頑張ります！ (9月16日 16時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - すごく好みのお話です！！作者さんのペースで更新頑張ってください😊 (9月16日 13時) (レス) id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 優希さん» すみません！教えて頂きありがとうございます！ (9月10日 22時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年9月9日 1時
