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｢あれ？お姉さん1人？｣
知らない男の人が声を掛けてきた。
『...友達と来てます。』
｢誰もいないじゃん！俺と遊ぼ！｣
『...今、飲み物買いに行ってるだけなので。すみません。』
｢えー、いいじゃん！ほら、あっち花火よく見えるからさぁ。｣
そう言って手を引っ張られる。
『や、やめてください！離して！』
｢いいからいいから。ほら行こう。｣
『ちょ、ホントに、離して！』
渡｢A！！｣
知らない男の人に連れて行かれそうになっていた時、翔太くんが来てくれた...
渡｢離して貰っていいっすか？こいつ俺のなんで。｣
｢チッ、何だよ、男連れかよ！｣
男の人は、翔太くんが現れた事で諦めてどこかへ行ってくれた。
『翔太くん、あの、ありがとう。』
渡｢はぁー、お前急にいなくなんなよ。焦るだろ。｣
『ごめんなさい。綺麗な飴細工見付けて...それ見てたら、みんないなくなってて...』
渡｢あー、良かった...怪我してない？｣
『う、うん。全然、大丈夫。』
渡｢ったく...お前1人でウロウロすんの禁止。｣
そう言って翔太くんは私の手を取った。
『あ、あの、翔太くん、手...』
渡｢...お前目離すとどっか行くから。｣
それからずっと手を繋いだまま、みんなの元へ向かった。
ヒュ〜〜〜...ドォン！
『あ、始まっちゃった...』
みんなの所へ向かってる途中、花火が始まってしまった。
翔太くんは岩本くんに連絡をして、｢Aいた。花火始まったからとりあえず適当な場所で見るわ｣と言っていた。
『あの、翔太くん、ごめんね？私のせいで、みんなと花火見れなくて...』
渡｢...別に。お前と見れればそれでいい。｣
『っ！』
渡｢...みんなと見たかった？｣
『え、いや、あの...私も、翔太くんと見れれば、それでいい...』
渡｢ふはっ、そっかww｣
『...』
渡｢A、浴衣、似合ってる。その...可愛い。｣
『えっ！あ、ありがとう。あの、翔太くんも似合ってる。カッコいい。』
渡｢...サンキュ｣
その後、特に話さず花火を見てた。
繋いだ手はそのままだった。
花火が終わり、みんなと合流したら何故かみんなニヤニヤしながらこっちを見ていた。
悠｢ねぇ、あんた達いつの間にそんな仲良しになったの？ww｣
『え？』
深｢手♡｣
『手？...あ！』
あれからずっと手を繋いでた事を忘れてみんなの所へ戻ったから、そこから帰るまで私と翔太くんはずっとイジられ続けた...
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ちり(プロフ) - ゴマ団子さん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。もう1つのお話と掛け持ちで更新しているので、遅くなってしまうかもしれませんが、読んで頂けたら嬉しいです。 (9月17日 16時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - コメント失礼しますっ。隣りの席の天邪鬼、すごく面白い作品ですねっ。プレッシャーをかけるようですが、更新頑張ってください！！ (9月17日 14時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！励みになります！楽しんで頂けるようなお話が書けるように、頑張ります！ (9月16日 16時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - すごく好みのお話です！！作者さんのペースで更新頑張ってください😊 (9月16日 13時) (レス) id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 優希さん» すみません！教えて頂きありがとうございます！ (9月10日 22時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年9月9日 1時
