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次の日。
緊張しながら教室に入る。...まだ渡辺くんは来てない。
あぁ、昨日少しだけ仲良くなれたような気がしたのは、本当に気がしただけで、またいつもの渡辺くんに戻っていたらどうしよう。
昨日の今日で、また冷たい言葉を言われたら、今度こそ心折れちゃう...
深｢お！Aちゃーん！おっはよー！おめめ腫れてない？大丈夫？｣
『あ、深澤くん、おはよう。家帰って冷やしたから大丈夫。...昨日は、迷惑かけちゃってごめんね？それと、ありがとう。』
深｢そかそか、良かった♪って、そんなの気にしなくていーの！何も迷惑なんてかかってないから。ね？｣
『うん。...本当に深澤くんがいてくれて良かった。』
深｢え...｣
『だって、深澤くんがいなかったら、多分もっと拗れてたと思うし、仲直りも出来なかったと思うから。本当に感謝してる。』
深｢あー、うん、そうね。うん、お役に立てて良かったよ。｣
渡｢...はよ。｣
深｢あっ！なべ！っおはよ！｣
『お、おはよう。...翔太...くん』
渡｢...ん。はよ、A。｣
深｢えっ？！名前！いつの間に？！｣
『あ、昨日の帰り際に...Aって呼ぶから翔太って呼べって...』
深｢えー！なべ！お前、ちゃっかりしてんなぁww｣
渡｢...っるせぇよ。お前も余計な事言うな。｣
『あ、ごめん...』
渡｢...別に怒ったわけじゃねぇから。｣
『あ、うん。ごめん。』
渡｢ふはっ、謝ってばっかww｣
『っ！...翔太くんが笑ってる...』
渡｢は？笑うだろ、そりゃ。｣
『だって、見た事ないもん。笑ってるとこ。』
深｢今までAちゃんの前では、ずっとこんな顔してたもんね？｣
そう言って、深澤くんはもの凄いしかめっ面をした。
渡｢ふはっ、そんな顔してねぇだろ！お前盛りすぎww｣
『ふふっ、でも少し似てるかもww』
渡｢は？お前なめてんの？｣
『あ、ごめん...ふふっww』
深｢なべ、今まさにこの顔よww｣
翔太くんに会うまでは、今までと変わらなかったらどうしよう、と緊張していたけど、深澤くんのおかげでまず緊張がほぐれて、翔太くんも、今までとは別人かのように接しやすくなって、嬉しかった。
今までなら考えられなかった冗談なんかも言えたりして。
口が悪いのは相変わらずだったけどww
それでも、少しは仲良くなれた気がして、これから翔太くんの事少しづつ知れたらいいなって思った。
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ちり(プロフ) - ゴマ団子さん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。もう1つのお話と掛け持ちで更新しているので、遅くなってしまうかもしれませんが、読んで頂けたら嬉しいです。 (9月17日 16時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - コメント失礼しますっ。隣りの席の天邪鬼、すごく面白い作品ですねっ。プレッシャーをかけるようですが、更新頑張ってください！！ (9月17日 14時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！励みになります！楽しんで頂けるようなお話が書けるように、頑張ります！ (9月16日 16時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - すごく好みのお話です！！作者さんのペースで更新頑張ってください😊 (9月16日 13時) (レス) id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 優希さん» すみません！教えて頂きありがとうございます！ (9月10日 22時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年9月9日 1時
