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『悠羽さん、聞いて下さい。お願いします。』
悠｢え、何？どうしたの？｣
食堂でお弁当を広げながら、今日の出来事を悠羽に愚痴った。
『え、これって私が悪いと思う？』
悠｢いや、どう考えてもなべでしょ。｣
『だよね？！もう、早く席替えしたい...』
悠｢しっかし、なべは何でそんな態度取るんだろ？私とかイツメンには普通じゃん？なんなら1年生の3人にだって普通に接してるのにさ。何でAだけ...｣
『悠羽さん、それは渡辺くんが私を嫌ってるからです。分かりきってます。』
悠｢えー、本当にそうかなぁ。｣
『違うとしたら、他に何の理由があるのさ。ま、もうどうでもいいけどさぁ。とりあえず今は、深澤くんが一緒に組んでくれるし。』
悠｢まぁ、ふっかがいて良かったね。アイツ優しいから、人見知りのAでも話しやすいでしょ？｣
『うん！それすごく思った！今まで苦手意識あったの本当にごめんなさいって感じ。あ、深澤くんとLINE交換した。』
悠｢マジ？良かったね、友達増えた♪あ、でもふっかにAに手出すなって釘刺しとかなきゃ！｣
『え？深澤くんが私なんかに手出すわけないじゃんww』
悠｢いやいや、アンタ可愛いって事自覚しなよ。ふっか可愛い子大好きだから...気を付けなよ！｣
『無いと思うけど...まぁ、親友からの忠告はしっかり受け止めます。』
悠｢そうして下さい。｣
悠羽に愚痴ったら少し楽になった。
渡辺くんはよく分からないけど、私の事が嫌いなら、もう関わらないようにするのがお互いの為だ。
愚痴った後は、楽しく悠羽とお喋りしてお昼を過ごした。
トイレ行ってから戻るという悠羽と別れて、先に教室に戻ると、深澤くん、渡辺くん、岩本くん、宮舘くんがわたしの机の近くで話していた。
深澤くんとは話せるけど、他2人はまだよく知らないから戻りにくいな...あ、渡辺くんの事はもうカウントしません。苦手なの分かってるんで。
深｢あ！Aちゃーん！おかえりー！｣
げ。深澤くんに見付かった...
仕方ない。意を決して戻るか...
『...ただいま。』
岩｢Aさん、こんにちは。｣
『あ、岩本くん、こんにちは。宮舘くんも、こんにちは。』
宮｢ふふっ、こんにちは。相変わらず可愛いね。｣
そう言って、宮舘くんは私の頭を撫でる。
いや、だから、この人は貴族なの？後ろに凄いバラが見えるんだけど。
渡｢...｣
うわっ、何か渡辺くんが凄い睨んでくる...こわっ...
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ちり(プロフ) - ゴマ団子さん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです。もう1つのお話と掛け持ちで更新しているので、遅くなってしまうかもしれませんが、読んで頂けたら嬉しいです。 (9月17日 16時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - コメント失礼しますっ。隣りの席の天邪鬼、すごく面白い作品ですねっ。プレッシャーをかけるようですが、更新頑張ってください！！ (9月17日 14時) (レス) id: 9d2fbf6ffa (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 抹茶らてさん» ありがとうございます！励みになります！楽しんで頂けるようなお話が書けるように、頑張ります！ (9月16日 16時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶らて - すごく好みのお話です！！作者さんのペースで更新頑張ってください😊 (9月16日 13時) (レス) id: 10d256d720 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - 優希さん» すみません！教えて頂きありがとうございます！ (9月10日 22時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年9月9日 1時
