エイトの紅一点はスノの向井の姉 4 (ページ32)

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大倉の場合ページ32

大倉side

今日はグループ仕事。収録前で、メンバーと今日のゲストさんと一緒に前室で喋ってる。

『あ、そういえば、この前のアレどうなったん？』

｢アレ？...あー！アレね、来月になるかもって。｣

『そうなん？なんだー、結構時間空くねんなぁ。』

｢Aちゃん、めっちゃ楽しみにしてたもんねww｣

『ホンマにww今度さ、一緒に行こうな！』

｢もちろん！Aちゃんと一緒なんて嬉しいなぁ♪｣

『大袈裟やろww今度休み教えてな。予定合わせよ！』

｢おっけー！｣

なんなん、この会話。
あ、ちなみにゲストさんは男性。最近Aと共演して仲良くなったらしい。

俺らの知らん話して、分からんやん、俺ら。
しかも2人でどこ行くん？
何で2人やねん。

...まさかA、こいつの事好きなんちゃう？
絶対ダメやろ！こいつ女癖悪そうやぞ(←偏見)！

うわぁ、あの男デレデレしやがって！
そんな目でAの事見んなや！気色悪い！

安｢...大倉。｣

大｢...｣

安｢...大倉って。｣

大｢...｣

安｢おい、大倉！｣

大｢うわっ！え、何？ヤス？｣

安｢お前その顔やめろ。｣

大｢は？｣

安｢ゲストさんの事めっちゃ睨んどったで。｣

大｢...マジで？｣

安｢マジで。Aと仲良く喋っとるからってヤキモチ妬くなよ。｣

大｢別にそんなんやあらへんよ。｣

安｢そうやろ？大丈夫、Aはあの人の事好きちゃうよ。｣

大｢何でヤス知ってるん。｣

安｢Aに色々聞いとるもん。｣

大｢は？何でヤスばっかり...あ！あいつ...A〜！｣

安｢...ヤキモチに独占欲に...ダダ漏れやんww｣

『ん？あー、たつ、どしたん？』

大｢ちょっとさ、次の新曲の事で相談やねんけど。｣

『え、それ今？別に後でもええんちゃう？』

大｢急ぎで確認して欲しい言われてん。ちょっ、来て！｣

『え、たつ！待ってよ！もう、引っ張らんといて！...ごめん、また後でな？』

｢...ううん！忙しそうだね、頑張って！｣

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