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『うっ、それは...』
岩｢しかも、ヤキモチ妬いてくれたんだ？｣
『〜っ、』
岩｢嬉しい！！｣
『わっ、』
ひかるに勢い良く抱きしめられた。
『あの、ひかる...』
岩｢...ちょっとだけ、こうしてて。｣
そう言ったひかるの顔は見えなかったけど、泣きそうな声をしていた。
暫くすると満足したのか、ひかるは身体を離して私の顔を覗き込んだ。
岩｢A｣
『っ、』
岩｢A、俺は今でもずっと、Aが好き。Aが俺の事避けてた時、凄いショックだったし、悲しかった。｣
『ごめん...』
岩｢しかも、知らない間に後輩の男と仲良くなってるし。｣
『それは、』
岩｢そいつと付き合ったらどうしようって、不安だった。｣
『...』
岩｢一応聞くけど、そいつとは何も無いよね？｣
『何も...あ、』
岩｢え？！もしかして、もう付き合ってる？！｣
『い、いやいや！そうじゃなくて！』
岩｢じゃあ、何？｣
『えっと、告白、されました。』
岩｢...｣
『まだ、返事してなくて、保留のままなんだけど...』
岩｢もちろん断るよね？｣
『へ？』
岩｢だって、Aは俺の事好きなんでしょ？｣
『えっと...』
岩｢A｣
『は、はい...』
岩｢Aが好き。大好き。もう、A以外は考えられない。俺と、付き合って下さい。｣
蓮くんから告白された事を知ったひかるは、もう一度私に告白してくれた。
私がなかなか返事をしないでいると、不安になったのかひかるが喋りだした。
岩｢...A？やだった？｣
その顔は、眉が下がって上目遣いで、何かちょっと、可愛い。
『可愛い...』
岩｢え？｣
『あ、声に出てた？』
岩｢ねぇ！真剣なんだけど！｣
『ごめんごめん(笑)』
岩｢...｣
『ぅわっ、』
さっきのひかるが可愛くて思わず声に出してしまったら、ちょっとムッとしたひかるが、また私を抱き寄せた。
岩｢ねぇ、俺、本気で言ってるんだけど？ふざけてる？｣
『いや、ちが、』
抱き寄せられて、至近距離で話すひかる。
恥ずかしくて、目を逸らしてしまう。
でもひかるは、そのまま続ける。
岩｢俺はAが好き。Aは？｣
『あ、その...私、も、ひかるが、好き...』
岩｢A｣
私がひかるの告白を受け入れた瞬間、ひかるとゼロ距離になった。
岩｢A、好きだよ。｣
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ちり(プロフ) - ワラビー餅さん» コメントありがとうございます😊あと少しで終わります。よろしけれ最後までお付き合い下さい✨ (3月31日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ワラビー餅(プロフ) - 凄い展開になって来ましたね。誤解解けると良いのですが (3月31日 18時) (レス) id: c0b26c55df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2024年2月16日 20時
