検索窓
今日:23 hit、昨日:184 hit、合計:128,935 hit

26 ページ26

『ひかる...』

岩「良かった...」





路地裏で蹲ってたところをひかるが見付けてくれた。

そしてそのまま抱きしめられた。

ひかるの顔を見たら安心しちゃって、涙が溢れた。







岩「何してんの。はぐれないようにってふっかに言われたよね?」

『ごめんなさい...』

岩「マジで焦った...連絡は?何でしなかったの?」

『昨日、充電し忘れたみたいで...充電切れちゃった...』

岩「はぁ...それで、どこにいたの?」

『雑貨屋さん。みんな隣のお店にいたから、少しだけなら大丈夫かと思って...そしたら結構時間経ってて...外出たらもう、みんな居なくなってた...』

岩「...離れるならちゃんと声かけて。気付かなかった俺らも悪いけど、今回はAが悪い。」

『はい...ごめんなさい...』

岩「ふぅ...でも、無事で良かった。怪我とかしてないよね?」

『うん...大丈夫。』

岩「お願いだから、もう離れないで。」





当たり前だけど、ひかるに怒られた。

でも、凄く心配してくれたのが分かる。

自分が悪い事は分かってるから、もう本当に申し訳なくて、ひかるの顔をまともに見れない。

でも、ひかるはそんな私に「もう離れないで」と言って、抱きしめる力を強めた。


少し痛かったけど、それだけ心配してくれたんだと思って受け入れた。







その後、ひかるが3人に連絡してくれて無事合流出来た。


案の定、真希と翔太に死ぬほど怒られた。

そうなったらもう、ただただ謝るしかない。

2人に散々怒られた後、ふっかは優しくフォローしてくれた。

その優しさにまた泣きそうになりながらホテルに戻った。



.



しっかり反省して、気持ちを切り替えて、残りの沖縄を楽しんで修学旅行から帰ってきた。






.





修学旅行から数日。





あの日、あの、迷子になった日。



ひかるが助けに来てくれたあの時から、私は何だか変だ。







岩「A、おはよう。」

『あ、お、おはよ...』

岩「ふはっ、どうしたの?」

『う、ううん!何でもないよ!』

岩「変なの(笑)」






ひかるの顔を見ると、ドキドキしてしまう。


変だな...


今までそんな事、一度も無かったのに...



何だろ...



あ!あの時、ひかるに抱きしめられたから、それでちょっと恥ずかしくて、緊張しちゃうのかも!



きっとそうだ!










私はこのドキドキを、抱きしめられた事による緊張と考えて完結させた。





.

27→←25



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (258 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1122人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 岩本照 , SUPEREIGHT
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちり(プロフ) - ワラビー餅さん» コメントありがとうございます😊あと少しで終わります。よろしけれ最後までお付き合い下さい✨ (3月31日 18時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ワラビー餅(プロフ) - 凄い展開になって来ましたね。誤解解けると良いのですが (3月31日 18時) (レス) id: c0b26c55df (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ちり | 作成日時:2024年2月16日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。