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自分の分を取ってきたひかるは、ニコニコしながら私の隣に座って、機嫌良くご飯を食べている。
こういう姿は、素直に可愛いと思う。
隣でニコニコ笑うひかるを盗み見て、改めて、何で私なんだろうと不思議に思った。
ひかるなら、もっといい子がいると思うから。
ボーッとそんな事を考えていたら見過ぎていたようで、ひかるに気付かれた。
岩｢ん？どうしたの？｣
『あ、何でもないよ。食べよ。』
岩｢うん。｣
その後、みんなでワイワイご飯を食べて、真希と部屋に戻った。
お風呂に入って、普段より少し早めにベットに入る。
真｢明日も楽しみだね！さっき安田先生に聞いたら、シーサーの色付け体験とか、琉球ガラス体験とか、ダイビングとかシュノーケリングするって！｣
『マジか！私、琉球ガラス好きなんだよねぇ。何作れるんだろ。綺麗なの作りたいなぁ♪』
真｢琉球ガラス、綺麗だよね。私はやっぱりダイビングとかかなぁ。せっかくの沖縄だし、海には入らないとでしょ♪｣
『確かに(笑)あー、楽しみ♪明日の為にもう寝よっか。』
真｢そうしよ。じゃ、おやすみ！｣
『おやすみ！』
明日の事を考えてワクワクした気持ちを抑えつつ、眠りについた。
次の日、朝ごはんを食べて支度して、バスで最初にやって来たのはもの作り体験。
半分ずつシーサーチームと琉球ガラスチームに別れ、作り終わったらそれぞれ交換してもう1つの方を作る、という流れ。
私達はまず琉球ガラス。
ここではグラスとか小皿とかが作れるらしい。
『わぁ、何作ろうかな。』
岩｢A、琉球ガラス好きなの？｣
『うん！好き！めちゃくちゃ綺麗じゃない？』
岩｢っ、うん、そうだね。あのさ、もし良かったら、作ったやつ交換しない？｣
『え？』
岩｢俺がAの為に作って、Aは俺の為に作って欲しいなって...ダメ？｣
『んー、いいよ。その代わり、ちゃんとしたの作ってね！真剣なヤツだよ！』
岩｢もちろん！ありがと♪一生懸命作るね！｣
『ふふっ、うん。よろしく。』
ひかるからの申し出に、恋人でも無いのに重いな...と思いつつ、せっかくの修学旅行だし、いつも適当にあしらったりしちゃってるし、何より、あんな上目遣いでお願いされちゃあ断るなんて出来なくてOKした。
了承した私を優しい顔で見つめるひかるを見て、私もひかるの為に頑張って作ろうと意気込んだ。
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ちり(プロフ) - ワラビー餅さん» コメントありがとうございます😊あと少しで終わります。よろしけれ最後までお付き合い下さい✨ (3月31日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
ワラビー餅(プロフ) - 凄い展開になって来ましたね。誤解解けると良いのですが (3月31日 18時) (レス) id: c0b26c55df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2024年2月16日 20時
