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テストも無事終わり、さっきの授業で全ての教科のテストが返ってきた。
『おぉ...』
改めて、返却されたテストを机の上に並べてみる。
得意の文系はまぁ、予想通り平均点よりだいぶ高くてオール85点越え。
問題の理数科目は、阿部くんのおかげで赤点回避！
なんなら、平均点くらい。いや、それ以上の科目もある！
『...やっぱ阿部くんに教えて貰って正解だったわ。』
机の上に並んだテストを見ながら、改めて阿部くんの偉大さに感激していると、
さ｢A〜！テストどうだったー？｣
さやかがやってきた。
『見てよこれ！あの理数科目がこの点数！信じられる？！マジで阿部くん凄いよ！もう感謝だよ〜！』
さ｢あははっ、さすが亮平だね(笑)でも、やっぱりAが頑張って勉強したからこの点数採れたんだよ。いくら毎日勉強教えて貰ってても、本番で発揮されなきゃ意味無いもんねぇ。だからよく頑張ったよ、A！｣
『...さやかぁ〜(泣)ありがとう。でもさ、やっぱ私1人じゃこの点数は無理だったから...阿部くんのおかげ。でもその阿部くんに繋いでくれたのはさやかだから、結局さやかのおかげだよ〜(泣)本当にありがとうね！』
さ｢もう、嬉しい事言ってくれるじゃん(笑)私勉強教えるの下手で良かったかも(笑)私じゃ、この点数は無理だったと思うし(笑)｣
『ふふっ、まぁ、今となってはね？あ！阿部くんにお礼言って来ようかな！先生にこの点数見て欲しい♪』
さ｢そうだね！行ってきなよ！きっと亮平も喜ぶよ♪｣
喜ぶかどうか...多分、喜びはしないだろうな...
良くて"良かったじゃん"、最悪"で？"もしくはシカト(笑)
まぁ、きっと後者だろうとは思うけど、2週間お世話になったし、改めて感謝の意と、あの時間は無駄にならなかったよ！と伝えたい。
『あ、阿部くん！』
阿部くんのクラスの入口からこっそり中を伺ってみると、自分の席で友達と喋っている阿部くんを見つけた。
私が呼ぶと、一瞬面倒くさそうな顔をして友達に何かを言い、こちらに来てくれた。
阿｢何？｣
『あ、お喋り中ごめんね？テスト、全部返ってきたから報告したくて。』
阿｢あぁ...ちょっとはマシな点数採れたの？｣
『もう、すっごいよ！！ほら！見て！』
阿｢...｣
『文系は予想通りなんだけど、なんと言ってもこの理数科目！今まで見た事ない点数採れちゃってるの！』
阿｢...へぇ｣
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ちり(プロフ) - rs子さん» ありがとうございます😊励みになります！毎日更新出来ず、お待たせしてしまうかもしれませんが、最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月4日 18時) (
レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
rs子(プロフ) - はじめまして！いつも楽しみに読ませていただいてます☺ちょっと切なくてキュンとするこのお話が大好きで、更新されるのをわくわくしながら待っています❤️これからも応援していますので、ご無理のないところで更新がんばってください🌟 (2月3日 22時) (レス) id: 62e04e7933 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - さらさん» ありがとうございます😊たくさん褒めて頂いて、励みになります！読んで良かったと思って頂けるような作品に出来るように頑張りますので、よろしければ最後までお付き合い頂けたら嬉しいです✨ (2月1日 8時) (レス) id: a95f8123a0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はしめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！阿部くん格好良すぎて、きゅんってなります！！心の中では、めっちゃ叫んでます(笑)素敵な作品書いてくれてありがとうございます！！続き楽しみにしてますね！！更新頑張って下さい！！ (2月1日 1時) (レス) @page22 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちり | 作成日時：2023年12月25日 19時
